憎むのが大好きだった「反豪」豪州人の最後の別れ

Tony Greig
Tony Greig
トニー・グレッグ氏を知っている日本人が恐らく片手で数えるぐらいだろう。が、同氏が多くのオーストラリア人に愛されたと言っても過言ではない。 その理由を説明するのが非常に複雑だ。
You could probably count on a hand the number of Japanese who’ve even heard of Tony Greig, but it’s no exaggeration to say he was widely-endeared in Australia. Explaining why is pretty complicated.
29日付で肺がん治療中で心筋梗塞によってシドニーの病院で亡くなり、南アフリカ出身でイングランドのキャプテンとしてグレッグ氏は並以上の有力クリッケット選手であって、まだ現役1970年代で同スポーツの変革を起こした人の一人となり、以降オーストラリアを中心にテレビ解説者として活躍しながら豪国籍も収得した。

Greig died in a Sydney hospital on Dec. 29 of a heart attack that may have been brought on as a result of undergoing treatment for lung cancer. The apartheid-era South African-born former England captain was a better-than-average cricketer who was among those who brought about a revolution in the game in the 1970s before becoming a TV commentator in Australia and subsequently becoming an Australian citizen.
選手現役時代がちょうどオーストラリアの黄金期に伴った。オーストラリアが次からどんな相手でも素早く完全に潰した時代だったグレッグ氏が違った。チームメイトが相次いでアウトになったら、グルツグ氏だけが豪の有力選手に立ち向かって健闘した。多くの人を苛立たせながら、多数人数の尊敬も得た。
Greg’s playing days coincided with an Australian glory era. At a time when Australian teams were ripping through their opponents, Greig pluckily stood up to them even as his teammates often collapsed in a heap around him. Greig annoyed the hell out of many Australians, but his persist fight against overwhelming odds also brought him bucketloads of Aussie respect.
 また、グレッグ氏嫌なところがあった。特に1960年代後半以降英国連邦では南アフリカのアパルトヘイト制度について厳しくなった。同制度下で「名誉白人」として扱われた日本人にとってそれほど悪影響がなかったかもしれないが、大半が有色人種である同連邦とオーストラリア、南アフリカやローデシア(現ジンバブエ)(後の二か国が連邦から脱会だが、、、)など人種によって政策を実施した白人中心とした国で破裂しそうだった。その中南アフリカ出身白人グレッグ氏が(全員アフリカ系)カリブ海諸国で構成されているウエスト・インディーズに対して「ひれ伏させるぞ」と36年後の今でも怒りが収まらない発言をして、大勢にも憎まれていた。
Greig could also be hated. In 1976, the white South African (whose veldt-influenced accent remained with him for life) threatened to make the (all African heritage) West Indian team “grovel.” The effects of that statement may be hard to understand for many Japanese, who were affored “honorary white” status under South Africa’s hated apartheid system, which threatened to rip apart the British Commonwealth, which was composed of predominantly non-white nations but also included many countries where racially-based legislation had been the norm, including Australia, South Africa and what was then known as Rhodesia (today’s Zimbabwe). Even now, 36 years after the event, many still abhor Greig’s remark.

 だが、それに対して偉さも見せたともいえる。同氏がその発言に対して誤り、ウエスト・インディーズに完敗された時に自分自身がそのチーム前でひれ伏してお詫びした。また、ご自身が転換病だったし、まだ公表することが珍しい時期でそれを発表し、多くの患者の手伝いを行なった。
To his credit, Greig could also admit to being wrong. When the West Indies team responded to his statement with anger, he apologized, and when the England team he was leading, the captain got down on his knees and grovelled before his opponents, begging for their forgiveness. He also announced publicly in 1977 that he was suffering from epilepsy, a disease then still carrying considerable social stigma, and helped others cope with the condition throughout the remainder of his life.
そして、解説者として有名な仕草が多数あり、その一つがオーストラリア在住であり、豪国籍を持ってもどうも同国対抗するを応援しているようにほのめかす。相手国が出身の南アフリカか自分が代表キャプテンだったイングランドならなおその気持ちが強い。
Greig became a legendary cricket commentator renowned for many idiosyncracies (especially checking the hardness of the pitch by inserting a key into it), including his somewhat anti-Australian stance, even after he naturalized, and this seemed to become more prominent when the Aussies played either his native South Africa or England, the team he had represented.
が、オーストラリア唯一全国的に行っているメジャー・スポーツとしてのクリケット中継解説者として30年以上に及んだらグレッグ氏がなんだかんだ言っても、そしてオーストラリアを小馬鹿にしても、大勢のオーストラリア人にとって愛される存在となった。

Yet, even as he niggled Australia, he came to be widely loved across the land in more than 30 years as a commentator on the country’s only major sport to claim undisputed national dominance.
享年66歳だった。同氏の人間性に疑問を持ちながら、永眠となったことが考えRoo自身に衝撃的だったことを否定できない(恐らく、死の必然性を改めて教えていただいたから、、、)。
Greig died age 66. While doubts linger about his character, it’s impossible for Kangaeroo to deny his passing hasn’t caused some shock (probably because it reaffirms Kangaeroo’s own mortality…)
グレッグ氏のご冥福をお祈り致します。
May Tony Grieg rest in peace.

Cop A Gander At These Rippers Too...

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    豪キャブラリー: Cozzie

    Cozzieは典型的なオージー英語であり、典型的なオーストラリアのものでもある。多くの人にとってオーストラリア人の印象はライフセーバーである。そして、そのライフセーバーの制服と言うべきものがcozzieだ。そうだ!Cozzieは水着のことだ。死語のswimming costume「泳ぐ服装」のオージー英語らしい省略言葉だ。  島大陸のオーストラリアは世界有数の水泳大国でもあり、有名なSpeedo水着はオーストラリア生まれだ。長年Speedo社は自社製水着をGreat Aussie Cozzieという語呂合わせしたコピーを使っていた。  水泳大国らしくオージー英語では「水着」という意味の語彙が豊富であり、cozzie以外にswimwear, bathers, trunks, togsなどもある。

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    豪のイースター・ビルビー

     イースター・バニーじゃなくてビルビーだ!  今日はイースター・サンデーだ。キリスト教の影響が伝統的に強かった諸国では、イースター・サンデーはキリストが再生した日とされて祝う。北半球では春に行い、「再生」のシンボルとしてイースター・エッグを子供中心に配る。伝統的にチョコレート・エッグを配るのはイースター・バニーだ。日本ではバニーがちょっとセクシーな印象があるかもしれないが、うさぎが繁殖に強い動物であり春の「新生」を示すものだ。  しかし、オーストラリアは違う。イギリスの元植民地としてキリスト教の影響があり、イースターを祝う国であるが、宗教的な感覚よりイースター・エッグの販売などにより商業的な雰囲気の方が強い。当然、昔からオーストラリアではイースター・バニーがイースターの象徴の一つだったが、この約20年ではイースター・バニーの代わりにオーストラリア独特の動物であるビルビーが主流となりつつある。  子供たちにチョコレートを配るという役割は変わらないがイースター・ビルビーも違う、もっと重要な意味もある。そもそもオーストリアではうさぎがいなかった。しかし1850年代にはイギリス人一人が十数匹を狩りのために環境に導入した。以降、天敵がほとんどないため、外来種であるうさぎの急激な増殖が著しく約50年後大発生となり環境破壊がはかり知らないほど起こした(うさぎ防止のため世界最長人工物であるラビット・プルーフ・フェンスがオーストラリアの大田舎で作られた)。うさぎにより環境破壊の最も被害を受けた生物の一つがそのビルビーである。  ビルビーはうさぎと少し似ていながらカンガルーなどと同じように有袋類である。ビルビーはもともと数多くなかった動物だが、うさぎの急な増殖などによって絶滅危機となり、今野生ではほとんど存在しなくなり、およそ600匹ぐらいしか残っていないという。  そこで、イースター・バニーの代わりに1993年ジェニー・ブライトという作家が「イースター・ビルビーのバラ・二ム」 という本を出版し、印税をビルビーの保護に寄付し、ビルビーの絶滅危機に対して助けを呼びかけた。以降、イースター・ビルビーがオーストラリア全国で支持されるようになり、オーストラリアでのイースターの独特な祝い方でありながらかわいいビルビーの保護にも役に立ている。イースター・ビルビー関係の販売の一部がビルビー保護に寄付されることがだんだん広がっている。  では、ぜひビルビーを考えながらイースター・サンデーを楽しんでください。

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    シドニー仕込みの”ロール寿司カフェ”が伊勢でオープン

     三重県伊勢市にシドニー仕込みのRoll Sushi Cafeがオープンしたらしい。詳細については、寿司カフェMrgのHPをご覧下さい。   なお、「考えルー」サイトにおいて、日・豪に関するリンク及び紹介したいサービス、商品、クラブなどがありましたら、遠慮なくメールにてご連絡ください。お待ちしております。(家族・フレンドリー限定)  よろしくお願いします。

  • Ankle biter/ちびっ子

    ankle biter Australian English A small child, especially a pre-school toddler, i.e. somebody only tall enough to be able to bite ankles. 日本語 ちびっ子、幼い子供。直訳すると「足首を噛む人」。由来は、小さくて、噛もうとすれば足首までぐらいしか背を伸べないという意味。 Plain English 1) Toddler 2) Pre-schooler 3) Kiddy Strine Dictionary