ボーガンフェミニズム

伝統的なボーガン像が大きく見落としているのが、 男性ばかりにフォーカスしてしまう偏り。実際には、 しっかりとした“女性ボーガン”のアーキタイプ(典型像)が存在する。

思い浮かべてほしいのはこんなスタイル。

  • デカすぎるサングラス
  • レギンス
  • セルフタン(フェイクタン)
  • 巨大ハンドバッグ
  • アクリルネイル
  • ブロンドヘア
  • レオパード柄
  • フッティ(ラグビー)愛
  • リアリティ番組
  • 大声での自信満々トーク
  • 高度に発達した“バカ見抜き力(bullshit detection)”

つまり、 ボーガン女性は“強さ・派手さ・実用性・ユーモア”のミックス。

“Sheila”の文化的復活とボーガン・フェミニズム

最近興味深いのが、 “sheila(女性)”という言葉の再評価。かつては軽い俗語だったこの言葉が、 現代では一部の論者によって “ボーガン・フェミニズム” の象徴として語られている。

これは何かというと——

  • タフさ
  • オーストラリアらしさ
  • 労働者階級のアイデンティティ
  • 気取らない強さ
  • 自分の価値を自分で決める姿勢

こうしたものを女性が堂々と再主張する動き。つまり、 ボーガン女性は“粗野なステレオタイプ”ではなく、 オーストラリア文化の中で独自の強さを持つ存在として再評価されている。

ボーガン女性は文化の“もうひとつの心臓部”

男性ボーガンが車・音楽・マレットで文化を動かすなら、 女性ボーガンはファッション・テレビ文化・日常のユーモアで文化を動かす。どちらも、 オーストラリアの“普通の人”のリアルな姿を映す鏡。

The sheila is returning to Australian culture, riding on a new wave of ‘bogan feminism’

Cop A Gander At These Rippers Too...

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    Back To The Basics To Take The Strain Out Of Strine

    Kangaeroo.com originally started as a bit of a joke site focused on Strine–the word to describe Australian English that is a play on the word “Australian” as pronounced in a broad Aussie accent. In the earliest years of the site, language played a central role in content. I created categories like やばいリンガル, which was loosely for words that were a little bit on the naughtier side, or yabai, in both English and Japanese. Then we had 豪cabulary that honed in on individual words that are distinctly Australian with the category being a portmanteau of go (豪), the kanji abbreviation used in Japanese for the now virtually archaic name for Australia…

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    豪キャブラリー:Yobbo

    Yobboは、厳密に言えばオージー英語のみではなく、イギリス英語でも使われている言葉けれでも、オージー英語独特な使い方があるから豪キャブラリーに当てはめれると考えRooが判定した。  オージー英語のyobboは品が悪くて教養のない男の人を示す軽蔑用語でありながら、反社会的な行動がよくyobbish, yobbo-likeと言われているので特定な人に使わない限りどこでも使える言葉。  Yobboは死語になりつつある。今のオーストラリアではboganが主流となっている。今が似ているけど、女性にも当てはまる上にbogan独特な文化が出来上がっているので、豪社会ではboganがバカにされながら完全に市民権を得ている。  ちなみに、イギリス英語のyobboは同上の意味がある上に暴力行為を振る人に対して使う。オージー英語のyobboは必ず暴力を振るという感覚がない。  Yobboの由来はboyを逆にしてyobとなり、それを伸ばしたような感じだ。

  • Where Did “Bogan” Come From?

    This is where things get wonderfully murky. The popular theories include: The evidence currently points most strongly toward Melbourne in the early 1980s, although the ultimate etymology remains uncertain. Historian and linguist Bruce Moore found evidence from 1984, in a student magazine at Melbourne’s Xavier College, describing a fictional “bogan doll”. The character already possessed many of the stereotypes we would recognise today: tattoos, long hair, heavy-metal clothing, sleeveless denim, etc. The word then appears in a 1985 issue of Tracks magazine. By the late 1980s it was spreading nationally. By the early 1990s, it was essentially established Australian slang. The really funny part The word may have been popularised…

  • The Dark Side Of The Bogan

    It would be a mistake to romanticise the phenomenon completely. “Bogan” can be profoundly classist. It can function as a respectable-sounding way of insulting: And stereotypes associated with bogan culture can also include: But these aren’t inherent characteristics of every person labelled bogan. That’s precisely why the term is so slippery. One academic analysis calls “bogan” a “sticky sign” because it can simultaneously attract contempt, affection, identification and disidentification.

  • ボーガニズムとオーストラリアの階級システム

    実はこのテーマ、ボーガン文化の中でもいちばん“深いところ”にある。 オーストラリアは昔から、 「金持ちも労働者も、パブで同じテーブルに座ってビールを飲む国」 という“平等主義の国民イメージ”を大事にしてきた。 そのせいで、オーストラリア人は歴史的に 階級の話をストレートにするのが苦手。 そこで登場するのが—— ボーガンという便利な裏口。 ■ 階級を言わずに階級を語る魔法の言葉 本来ならこう言うべき場面で、 「あの人、労働者階級だよね。」 と言わずに、 「ちょっとボーガンっぽいよね。」 と濁す。 本来ならこう言うべき場面で、 「あの人の文化的趣味、苦手なんだよね。」 と言わずに、 「あれ、めっちゃボーガンじゃん。」 と言い換える。 つまり、 ボーガンは“階級の代わりに使える文化ラベル”として機能してきた。 ■ ボーガンとヒップスターは階級の代理キャラ? 社会学者スティーブ・スレッドゴールドとジェシカ・ジェラードは、 ボーガンやヒップスターのようなキャラクターが オーストラリアの公共文化における“階級の代理”として働いている と指摘している。 という構図だ。 クリス・ギブソンの「ボーガンヴィル」研究でも、 ボーガンというラベルは 階級的なスティグマ(偏見)を生む一方で、 地域の誇りにも変わりうる という結果が出ている。 つまり、 “ボーガンと言われたコミュニティが、逆にその言葉を誇りとして受け入れる” という現象が起きるわけだ。 ■ ここに最高の矛盾がある ボーガンは侮辱として使われる。 「お前、文化的に未熟だよ。」 ボーガンは防御として使われる。 「だから何?」 ボーガンは自慢として使われる。 「むしろ誇りだし。」 ボーガンは国民的アイデンティティとして使われる。 「これが本物のオージーだろ。 たった4文字の侮辱語が、ここまで複雑で洗練された文化的進化を遂げるなんて、オーストラリアらしくて最高に面白い。