Aussie English

  • Bung On About One Of Strines’s Most Versatile Terms

    朝、トースターのスイッチを入れます。何も起きません。もう一度やってみます。やっぱりダメ。Aussieなら、 “The bloody toaster’s gone bung.” と言うかもしれません。 “Bung” は、壊れている、故障しているという意味の、とてもAussieらしい言葉です。 Meaning 壊れた、故障した、使えなくなった、という意味です。また、人が「具合が悪いふりをする」という意味でも使われます。 Example “The old fridge has gone bung.” 「古い冷蔵庫が壊れちゃった。」 “Don’t bung it on. You’re not sick.” 「具合が悪いふりするなよ。病気じゃないだろ。」 日本語での解説 物にも人にも使えるのが面白いところです。”gone bung” なら「故障した」。”bung it on” のような使い方なら、「ふりをする」「芝居をする」という意味になります。”Bung” の「壊れた」という意味は、ブリスベン地域のYagara語に由来するとAustralian National Dictionary Centreが説明しています。 Australia-Japan Connection 日本語にも「壊れた」と「死んだ」の間にあるくだけた表現があります。Aussieの “bung” も、標準英語よりずっと生活感のある言葉です。 “Bung” は短い。簡単。しかも使い道が広い。こういう言葉を見ると、Aussie英語がなぜ面白いのかがよく分かります。 Related Links

  • Game as Ned Kelly And Why It Means Bravery

    Imagine someone suggesting a terrifying climb, a dangerous adventure or an apparently mad challenge. An Aussie might say: “You’d have to be game as Ned Kelly to do that.” That doesn’t mean the person resembles Ned Kelly in every respect. It means they’re exceptionally brave, daring or willing to take a risk. The expression comes from the legend surrounding Ned Kelly, Australia’s most famous bushranger. The Australian National Dictionary Centre defines the phrase as meaning fearless in the face of the odds, or foolhardy. Meaning “Game as Ned Kelly” means extremely brave, daring or foolhardy. Example “You’re going skydiving tomorrow? You’re game as Ned Kelly, mate.” 「明日スカイダイビングするの? ずいぶん度胸があるね。」 日本語での解説 日本語なら「度胸がある」「怖いもの知らず」「大胆だ」などが近いでしょう。 ただし、Ned…

  • Heaps, And Why Aussies Turn A Noun Into “So Much Of It”

    An Aussie tradie looks at a client’s renovation quote and says, “Nah mate, that’s heaps too dear.” No hills or piles of anything are involved. So, what is “heaps” actually doing in that sentence? オージーの職人がリフォームの見積もりを見て「Nah mate, that’s heaps too dear(いや、それめっちゃ高いよ)」と言う。山も丘も出てこない。では、この “heaps” は一体何をしているのだろう? Heaps in Strine means “a lot” or “many” as a noun (“heaps of tourists”), and, more distinctively, it’s used as an intensifier meaning “very” or “extremely” (“heaps good,” “thanks heaps”). It’s one of the most flexible words in everyday Strine, slotting in anywhere “really” or “a lot” would go in standard English. Heaps は名詞として「たくさん」「多数」を意味し(heaps of tourists=たくさんの観光客)、さらに独特なのは「とても」「めちゃくちゃ」という強調語としても使われる点だ(heaps good=めっちゃ良い、thanks heaps=ほんとにありがとう)。標準英語の “really” や “a lot” が入る場所ならほぼどこにでも使える、日常ストラインの中でも特に汎用性の高い単語である。 Example “We had heaps of…

  • 何でオージー版Spongerの吸収が悪い?

    Why Is A Strine Sponger Not A Good Pickup? どんな職場にも、どんなシェアハウスにも、必ずいる。誰かの分まで飲み食いして、 自分の分は絶対に払わない人。オーストラリア人はその人を”sponger”(スポンジャー) と呼ぶ。 Every workplace, every share house, every family gathering has one: the person who never quite pays their share, never quite pulls their weight, and always seems to be there right when the food comes out. Aussies have a word for them: sponger. Meaning A sponger is someone who lives off other people’s generosity–money, food, a couch to crash on –without ever giving anything back. The image is a kitchen sponge: soaking everything up, contributing nothing. spongerとは、お金でも食べ物でも寝床でも、他人の親切に頼って生きているのに、 何一つお返しをしない人のこと。台所のスポンジのように、すべてを吸い込むだけで 何も生み出さない、というイメージから来ている。 Example “Don’t invite Dave to the barbie. He’s a total sponger, never brings a snag or a coldie.” 「デイブをバーベキューに誘わないで。あいつは完全なスポンジャーで、 ソーセージ一本もビール一本も持ってこないんだから」…

  • Why Do Aussies Say “Derfred”?

    「Derfred!」って何? バカにしているの? Roo-dness Scale 🦘🦘 = Moderate–Informal / くだけた言い方くだけた言い方。友達同士で冗談として使われることが多い表現です。ただし、相手を「頭が悪い」とからかう言葉なので、使う相手は選びましょう。 友達が冷蔵庫を開けて言いました。「牛乳、どこ?」あなたは冷蔵庫の一番前を指差します。「そこだよ。」すると周りのみんなが笑いながら、”Derfred!”と言いました。 Aussieなら、この一言だけで意味が通じます。「そんなことも分からないの?」「当たり前じゃん!」そんな軽いツッコミなのです。 Word Derfred! Pronunciation /dɜː/fred Meaning 相手の発言や行動があまりにも当たり前だったり、少し間抜けだったりしたときに使う、からかいの一言です。日本語なら、「で?」「はいはい。」「当たり前でしょ。」「何言ってるの?」といったニュアンスに近いでしょう。 また、”der brain”と言えば、「おバカさん」「間抜け」という意味になります。 Example “I forgot to charge my phone, and now the battery’s dead.” “Der!” 「スマホを充電し忘れて、電池が切れちゃった。」 「そりゃそうでしょ!」 また、 Don’t be such a der brain. なら、 「そんな間抜けなことするなよ。」という意味になります。 日本語で言うと? 日本語なら、「当たり前じゃん。」「だから?」「何やってるの。」などが近い表現です。ただし、言い方によっては相手を見下しているように聞こえることがあります。親しい友達同士なら笑って済むこともありますが、初対面の相手には使わないほうが無難です。 Australia–Japan Connection Aussieは会話の中で、お互いを軽くからかう文化があります。”Der!” も、その一つです。深刻な悪口というより、「今のはちょっと抜けてたね。」と笑い合うための言葉。ただし、その場の雰囲気や相手との関係がとても大切です。外国人が使うと、思った以上に失礼に聞こえてしまうこともあります。 Aussie英語を勉強していると、「意味」よりも、「距離感」のほうが難しいと感じることがあります。”Der!” は、まさにそんな言葉です。仲の良い友達なら笑って終わる一言。でも、相手をよく知らないうちは使わない。そのほうが、お互い気持ちよく会話を楽しめます。Aussie英語では、「何を言うか」と同じくらい、「誰に言うか」が大切なのです。

  • Why Would An Aussies Call Someone A “Deadshit” If They’re Still Alive?

    「Deadshit」って、どれくらい失礼な言葉? Roo-dness Scale 🦘🦘🦘🦘 = Very Rude–Offensive / かなりキツイ言葉 かなり失礼。友達同士の冗談で使われることもありますが、相手との関係を間違えると本気の悪口になります。初対面や職場では使わないほうが安全です。友達同士でキャンプをしていました。一人がテントを逆さまに組み立てようとしています。それを見た友達が笑いながら、”You’re a deadshit!” 周りは大笑い。本人も笑っています。ところが、同じ言葉を見知らぬ相手に向かって言ったら……。きっとケンカになるでしょう。”deadshit” は、それくらい強い言葉なのです。 Word Deadshit Pronunciation /ˈdedʃɪt/ Meaning 「とんでもないバカ」「どうしようもないやつ」「救いようのない間抜け」という意味のAussie英語です。人の失敗や愚かな行動を強く非難するときに使われます。ただし、親しい友達同士では、「お前、何やってるんだよ!」くらいの軽い冗談として使われることもあります。 Example You forgot the tent poles, you deadshit! 「テントのポール忘れたのかよ、このおバカ!」 また、 Don’t be a deadshit. なら、 「そんなバカなことするなよ。」という意味になります。 日本語で言うと? 日本語なら、「バカ」「アホ」「間抜け」よりも少し強く、「この大バカ!」に近い響きがあります。ただし、日本語と同じように、親しい友達同士なら笑いながら言い合うこともあります。知らない人には絶対に使わないほうがいい表現です。 Australia–Japan Connection Aussieは、親しい友達同士では驚くほど遠慮なく悪態をつくことがあります。日本人が聞くとケンカに聞こえるような言葉でも、お互い笑っていることが珍しくありません。しかし、それは長年の信頼関係があってこそ。外国人が真似をすると、本気の悪口として受け取られる可能性があります。 Aussie英語には、辞書だけでは分からない「距離感」があります。”deadshit” は、その代表例です。仲の良い友達なら笑って済むこともあります。でも、相手をよく知らないうちは使わない。それがそれが一番安全です。言葉を覚えることも大切ですが、「いつ使わないか」を知ることは、それ以上に大切なのかもしれません。

  • Why Do Aussies Say “Trackie Daks”?

    「Trackie Daks」って何? ジャージなのに、なぜ “Daks”? 「trackies」と聞いてジャージを思い浮かべるようになったら、次はこんな言葉を耳にするかもしれません。”trackie daks”「あれ? “trackies” と何が違うの?」実は、多くの場合、意味はほとんど同じです。どちらもジャージやトラックスーツのズボンを指します。でも、”trackie daks” のほうが、よりAussieらしい響きを持つ言葉です。親しみがあり、少しユーモラス。年配のAussieほど、よく使う傾向があります。 Word Trackie daks Pronunciation /ˈtræki dæks/ Meaning トラックスーツのズボン。日本語なら、「ジャージ」「ジャージのズボン」「スウェットパンツ」などが近い意味になります。「trackies」とほぼ同じ意味ですが、よりくだけたAussieらしい表現です。 Example It’s freezing outside. Better put your trackie daks on. 「外はすごく寒いよ。ジャージを履いたほうがいいよ。」 また、 I spent all weekend in my trackie daks. なら、 「週末はずっとジャージ姿で過ごした。」 という意味になります。 日本語で言うと? 日本では「ジャージ」と一言で済みますが、Aussieには”trackies”や”trackie daks”など、同じものを指す言葉がいくつかあります。どちらを使っても意味は通じますが、”trackie daks” のほうが少し親しみやすく、昔ながらのAussieらしさを感じさせます。 Australia–Japan Connection “trackie daks” の “daks” は、もともとズボンを意味するAussie英語です。語源には諸説ありますが、現在では「ズボン」を表すくだけた言葉として広く知られています。日本でも「ズボン」「パンツ」「ジャージ」と場面によって言い方が変わるように、Aussieでも同じ服をさまざまな呼び方で楽しんでいます。 Aussie英語には、「短くする」のが好きな言葉と、「余計な言葉を足す」のが好きな言葉があります。”trackie daks” は、その両方。”track” を短くして、さらに “daks” を付け足す。意味だけを考えれば少し不思議ですが、口に出してみると、なんだかリズムがよくて楽しくなります。こういう遊び心も、Aussie英語の魅力なのです。

  • Why Do Aussies Say “Dead Set?”

    What Does “Dead Set” Mean in Aussie English? Aussieが「Dead Set」と言うのはどういう意味? Imagine you’re telling an Aussie friend about your weekend. “I saw a wild koala sitting in my backyard.” Your mate raises an eyebrow. “Dead set?” They’re not talking about life and death. They’re asking, “Really?” “Are you serious?” “You’re not joking, are you?” But that’s only one meaning. Like many Strine expressions, “dead set” changes its meaning depending on how it’s used. Aussie英語には、短いのに意味がたくさんある表現があります。その代表格が、”dead set” です。 会話の中では、「本当に?」という質問にもなれば、「絶対に」という強調にもなります。さらに、「本気で言ってる。」「間違いない。」という意味で使われることもあります。Aussieなら毎日のように耳にする、とても便利なStrineです。 Expression Dead set Pronunciation /ˌded ˈset/ Meaning ① 本当に? 本気で?マジか? 相手の話に驚いたときの聞き返しです。 ② 絶対に。間違いなく。 自分の意見を強く伝えたいときに使います。 ③ 本気で。正直に。 「冗談じゃないよ。」という気持ちを表します。 Example “I caught a two-metre shark from the beach.” “Dead set?” 「浜辺で2メートルのサメを釣ったんだ。」 「本当に?」 また、 I’m dead set against…

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    Why Do Aussies Ride On A “Deadly Treadly?”

    What Does “Deadly Treadly” Mean? Aussieはなぜ自転車を「Deadly Treadly」と呼ぶの? Imagine you’ve just bought a brand-new bicycle. You wheel it out of the shop, admiring the shiny frame. An Aussie mate walks over, grins and says, “Nice deadly treadly!” Nobody thinks the bike is dangerous. In fact, it’s a compliment. Deadly treadly is one of those classic Aussie rhyming expressions that simply means “bicycle.” It’s playful, memorable and unmistakably Strine. 日本で自転車といえば、「自転車」「チャリ」「ママチャリ」など、いろいろな呼び方があります。Aussieにも、ユーモアたっぷりの呼び名があります。それが、”deadly treadly”です。意味、とてもシンプル。「自転車」。それだけです。でも、語感がよく、一度聞いたら忘れられないのがAussie英語らしいところ。\友達同士で使う、親しみのある表現です。 Expression Deadly treadly Pronunciation /ˈdedli ˈtredli/ Meaning 自転車。 特に日常生活で使う普通の自転車を親しみを込めて呼ぶ表現です。「deadly(命にかかわる)」という本来の意味はほとんど意識されておらず、リズムを楽しむ言葉になっています。 Example I rode my deadly treadly to work today. 「今日は自転車で会社へ行ったよ。」 また、 My old deadly treadly finally gave up. なら、 「長年乗った愛車の自転車が、とうとう寿命を迎えた。」 という意味になります。 日本語で言うと? 日本語なら、「チャリ」「愛車」などが近いでしょう。ただし、”deadly treadly” は少しユーモラスな響きがあり、「チャリ」よりも遊び心のある言い方です。 Australia–Japan Connection オーストラリアは広い国ですが、シドニーやメルボルンなどの都市では、自転車を通勤や通学に利用する人も増えています。休日にはサイクリングロードを家族で楽しむ姿もよく見られます。日本も自転車文化が盛んな国。だから “deadly treadly” という言葉は、日本人にも親しみやすいStrineのひとつかもしれません。 Aussieは、何でも短くしたり、語呂を楽しんだりするのが大好きです。”deadly…

  • Why Do Aussies Call Something “Daggy”?

    「Daggy」は悪口? それとも褒め言葉? 新しい服を着て友達の前に現れたら、こんなことを言われました。”You’re a bit daggy, aren’t ya?”「えっ、ダサいってこと?」少しショックを受けるかもしれません。でも、Aussieが使う “daggy” は、日本語の「ダサい」よりもずっと優しい言葉です。「流行には乗っていない。」「ちょっと古くさい。」「センスは独特だけど、なんだか憎めない。」そんな親しみを込めて使われることが多いAussie英語です。だから、仲のいい友達同士なら笑って受け流せることも少なくありません。 Word Daggy Pronunciation /ˈdæɡi/ Meaning 流行遅れの。野暮ったい。少しダサい。でも、どこか愛嬌がある。服装だけではなく、ジョーク、趣味、音楽、髪型、人の性格などにも使われます。 Example Dad still wears socks with sandals. He’s so daggy. 「お父さんはいまだに靴下にサンダル。ほんとにダサくて愛嬌があるよね。」 また、 I know it’s a daggy joke, but it always makes me laugh. なら、 「ベタなジョークだけど、毎回笑っちゃう。」という意味になります。 日本語で言うと? 日本語なら、「ダサい」「古くさい」「ベタ」「昭和っぽい」などが近いでしょう。ただし、Aussieの “daggy” には、「嫌いじゃない。」「むしろ、その人らしくて好き。」という温かい気持ちが込められていることがよくあります。 Australia–Japan Connection 日本では、「ダサい」と言われると傷つく人も少なくありません。でもAussieでは、”He’s delightfully daggy.”と言えば、「ちょっと古くさいけど、それが魅力なんだ。」という褒め言葉にもなります。完璧ではない人を受け入れる。そんなAussieらしい価値観が、この言葉にも表れています。ちなみに、”daggy” の語源は羊のお尻の毛に付いた毛玉や汚れを意味する “dag” とされています。もともとは決して上品な言葉ではありませんでしたが、今では意味が大きく変わり、「野暮ったいけれど愛嬌がある」という親しみのある表現として定着しています。 Aussieは、完璧な人よりも、少し抜けている人、ちょっと古くさい人、自分らしく生きている人を好む傾向があります。だから “daggy” は、ただの悪口ではありません。「流行なんて気にしなくてもいいじゃない。」そんな気持ちが込められた、どこか優しい言葉なのです。流行は毎年変わります。でも、自分らしさは簡単には変わりません。もしかすると、本当にかっこいいのは “daggy” な人なのかもしれません。