Aussie English

  • Why Do Aussies Call Something “Daggy”?

    「Daggy」は悪口? それとも褒め言葉? 新しい服を着て友達の前に現れたら、こんなことを言われました。”You’re a bit daggy, aren’t ya?”「えっ、ダサいってこと?」少しショックを受けるかもしれません。でも、Aussieが使う “daggy” は、日本語の「ダサい」よりもずっと優しい言葉です。「流行には乗っていない。」「ちょっと古くさい。」「センスは独特だけど、なんだか憎めない。」そんな親しみを込めて使われることが多いAussie英語です。だから、仲のいい友達同士なら笑って受け流せることも少なくありません。 Word Daggy Pronunciation /ˈdæɡi/ Meaning 流行遅れの。野暮ったい。少しダサい。でも、どこか愛嬌がある。服装だけではなく、ジョーク、趣味、音楽、髪型、人の性格などにも使われます。 Example Dad still wears socks with sandals. He’s so daggy. 「お父さんはいまだに靴下にサンダル。ほんとにダサくて愛嬌があるよね。」 また、 I know it’s a daggy joke, but it always makes me laugh. なら、 「ベタなジョークだけど、毎回笑っちゃう。」という意味になります。 日本語で言うと? 日本語なら、「ダサい」「古くさい」「ベタ」「昭和っぽい」などが近いでしょう。ただし、Aussieの “daggy” には、「嫌いじゃない。」「むしろ、その人らしくて好き。」という温かい気持ちが込められていることがよくあります。 Australia–Japan Connection 日本では、「ダサい」と言われると傷つく人も少なくありません。でもAussieでは、”He’s delightfully daggy.”と言えば、「ちょっと古くさいけど、それが魅力なんだ。」という褒め言葉にもなります。完璧ではない人を受け入れる。そんなAussieらしい価値観が、この言葉にも表れています。ちなみに、”daggy” の語源は羊のお尻の毛に付いた毛玉や汚れを意味する “dag” とされています。もともとは決して上品な言葉ではありませんでしたが、今では意味が大きく変わり、「野暮ったいけれど愛嬌がある」という親しみのある表現として定着しています。 Aussieは、完璧な人よりも、少し抜けている人、ちょっと古くさい人、自分らしく生きている人を好む傾向があります。だから “daggy” は、ただの悪口ではありません。「流行なんて気にしなくてもいいじゃない。」そんな気持ちが込められた、どこか優しい言葉なのです。流行は毎年変わります。でも、自分らしさは簡単には変わりません。もしかすると、本当にかっこいいのは “daggy” な人なのかもしれません。

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    Why Do Aussies Talk About “The Trots?”

    What Does “The Trots” Mean in Aussie English? Aussieが「The Trots」と言うのはどういう意味? “Sorry, mate. I can’t come into work today.” “What’s up?” “I’ve got the trots.” Almost no Aussie hearing that conversation would assume the speaker had been watching horse racing. Although “the trots” can refer to harness racing, in everyday conversation it almost always means something much less enjoyable…Diarrhoea. Like so many Strine expressions, it’s a humorous way of talking about an unpleasant subject. 「今日は会社を休みます。」 「どうしたの?」 「I’ve got the trots.」 もしAussieがこの会話を聞いたら、ほとんどの人は「お腹をこわしたんだな」と思うでしょう。もちろん、”the trots” には競馬の一種である「ハーネスレース(繋駕速歩競走)」という意味もあります。しかし、日常会話では圧倒的に、「下痢」を意味することが多い表現です。 少し遠回しに、そして少しユーモラスに体調を伝えられるのが、Aussieらしいところです。 Expression The trots Pronunciation /ðə trɒts/ Meaning ① 下痢 日常会話では、この意味で使われることがほとんどです。”I’m sorry, I’ve got the trots.”と言えば、「ごめん、お腹をこわしちゃった。」という意味になります。 ② ハーネスレース(繋駕速歩競走) 馬が小型の二輪車(サルキー)を引いて走る競技。競馬好きのAussieなら、”I’m going to the trots tonight.”と言えば、「今夜はハーネスレースを見に行く。」という意味になります。 ③ 運・ツキ 昔のAussie英語では、”a good…

  • Why Do Aussies Love Their “Trackies”?

    なぜAussieは「Trackies」が大好きなの? 朝早くコンビニへ行くと、パジャマ姿の人を見かけることがあります。オーストラリアでは、その代わりによく見かけるのが…「trackies」です。 スーパーへ。ガソリンスタンドへ。犬の散歩へ。時にはカフェへ。 「今日はちょっとそこまでだから。」 そんな気軽な気持ちで、多くのAussieが愛用しているのが、この快適なズボンなのです。おしゃれを競うためではありません。何よりも「楽だから」。それが、Aussieらしいところです。 Word Trackies Pronunciation /ˈtrækiːz/ Meaning トラックスーツやスウェット上下、または特にトラックスーツのズボン(ジャージ)を指すAussie英語です。 日本語なら、「ジャージ」「スウェットパンツ」「部屋着」が近いでしょう。 日常会話では特にズボンだけを指すことが多く、 “I’m just wearing my trackies.”と言えば、「今日はジャージだから。」という意味になります。 Example I’m staying home today, so I’m living in my trackies. 「今日は家でのんびりするから、一日中ジャージだよ。」 また、 It’s too cold for shorts. I’ll put my trackies on. なら、「短パンじゃ寒いから、ジャージを履こう。」という意味になります。 日本語で言うと? 日本では「ジャージ」は学校の体育や部活動のイメージが強いかもしれません。一方、Aussieではもっと生活に溶け込んでいます。近所へ買い物に行くときも、休日に家でくつろぐときも、飛行機で長時間移動するときも、気軽に履く人がたくさんいます。決して「だらしない」という印象ではなく、「今日はリラックスする日なんだな。」くらいの感覚です。 Australia–Japan Connection 日本でも、コロナ禍以降は部屋着やスウェットで過ごす時間が増えました。Aussieでは、それよりずっと前から「快適さ」がファッションの一部でした。もちろん、結婚式やレストランではきちんとした服を着ます。でも、近所への買い物くらいなら、trackiesで十分。そんな肩の力の抜けた暮らし方も、Aussie文化の魅力です。 Aussieには、「人は服ではなく、人柄で判断する。」という雰囲気があります。だから、ブランド物のスーツを着ていても偉いわけではありません。反対に、trackies姿でも素敵な人はたくさんいます。快適さを大切にしながら、自然体で暮らす。そんなAussieらしい価値観が、「trackies」という何気ない言葉にも表れているような気がします。

  • Why Do Aussies Say “Knockback”?

    What Does “Knockback” Really Mean? Aussieが「Knockback」と言うのはどういう意味? Have you ever gone for a job you really wanted… and didn’t get it? Or invited someone out, only to hear “Sorry, another time.” An Aussie might shrug, smile and say, :Ah well, I got a knockback.” It’s one of those wonderfully practical Strine expressions. Life doesn’t always go your way. Sometimes you get a knockback. Then you dust yourself off and have another go. 「第一希望の会社に落ちた。」「ローンの審査に通らなかった。」「告白したけど断られた。」 人生には、思いどおりにならないことがあります。そんなときAussieがよく使うのが、”knockback”というStrineです。 意味は、「断られること」「却下されること」「不採用」「拒否」など。決して珍しい出来事ではなく、「まあ、そんなこともあるさ」という前向きな気持ちを含んだ表現として使われることが多い言葉です。 Expression knockback Pronunciation /ˈnɒkbæk/ Meaning 断られること。 拒否されること。 不採用になること。 希望がかなわないこと。 また、動詞として”knock back”なら、「断る」「拒絶する」という意味になります。 Example “Did you get the job?” “No, I got a knockback.” 「仕事、決まった?」 「いや、不採用だったよ。」 また、 “The bank knocked back my loan application.” なら、「銀行にローンを断られた。」という意味になります。 日本語で言うと? 日本語なら、「断られた」「落とされた」「却下された」「ダメだった」などが近いでしょう。 でも、Aussieの…

  • Did The Sun Never Shine Brighter?

    What Does “Never Saw the Sun Shine Brighter” Mean? Aussieが「Never Saw the Sun Shine Brighter」と言うのはどういう意味? An old mate has just won the lottery. Another has become a grandfather for the first time. Someone asks how they’re feeling. With a huge grin, the answer comes back: “I never saw the sun shine brighter.” Nobody is talking about the weather. It’s a wonderfully old-fashioned Aussie way of saying, “I couldn’t be happier,” or “Life has never looked better.” Although it’s not heard as often today, you’ll still come across the expression in older books, films and conversations with older Aussies. 日本語には、「空まで晴れやか」という表現があります。Aussieにも、それによく似た言い回しがあります。それが、”Never saw the sun shine brighter” というStrineです。もちろん、本当に太陽がいつもより明るく輝いているわけではありません。 「これ以上ないくらいうれしい。」「人生最高の日だ。」「幸せでいっぱいだ。」 そんな気持ちを表す、美しい表現です。 どこか詩のような響きがあり、昔のAussieが好んで使った言葉として今でも親しまれています。 Expression Never…

  • Why Do Aussies “Shoot Through Like A Bondi Tram?”

    What Does It Even Mean? Aussieが「Shoot Through Like a Bondi Tram」と言うのはどういう意味? Imagine you’ve just finished a barbecue. Everyone is still chatting when one guest suddenly glances at their watch, says, “See ya!” and disappears before anyone can reply. An older Aussie might laugh and say, “He’s shot through like a Bondi tram.” The expression paints a vivid picture of someone leaving in a tremendous hurry. Although Sydney’s famous Bondi trams disappeared decades ago, the saying has survived as a colourful reminder of old Australia. かつてシドニーには、街中を走る路面電車がありました。中でもボンダイ行きのトラムは、本数が多く、テンポよく走ることで知られていました。そこから生まれたのが、”shoot through like a Bondi tram”というStrineです。 意味はとてもシンプル。「ものすごい勢いで立ち去る」「大急ぎで帰る」「さっさと姿を消す」いうことです。急いで仕事へ向かう人にも、飲み会を早めに切り上げる人にも使える表現です。 Expression shoot through like a Bondi tram 発音 /ʃuːt θruː laɪk ə ˈbɒndaɪ træm/ Meaning 急いで立ち去ること。あっという間に姿を消すこと。突然帰ること。 現在では単に”shoot through”だけでも、「もう行くね。」「失礼するよ。」という意味でよく使われています。 Example…

  • How Much Is “Ninety To The Dozen”?

    What Does “Ninety to the Dozen” Mean To Aussies? Aussieが「Ninety to the Dozen」と言うのはどういう意味? We’ve all met someone like this…You’re having a quiet cup of coffee when a friend arrives. Before you’ve even taken your first sip, they’ve told you about work, the kids, their holiday, the weather, the football, the neighbour’s dog and what they had for breakfast. Without taking a breath. An older Aussie might smile and whisper, “She’s ninety to the dozen today.” It isn’t meant to be cruel. It’s just a colourful way of saying someone is talking very, very fast—and doesn’t seem likely to stop anytime soon. こんな人、あなたの周りにもいませんか? 久しぶりに友達とカフェで会いました。 席に座った瞬間から、仕事のこと。 家族のこと。 旅行のこと。 天気のこと。 昨日の晩ご飯のこと。 次から次へと話が止まりません。 そんな様子を見て、年配のAussieなら笑いながら、…

  • What Do Aussies Mean By “What’s That Got To Do With The Price Of Fish?”

    「魚の値段と何の関係があるの?」って、どういう意味? Have you ever been talking to someone who suddenly changes the subject completely? Imagine you’re chatting with an Aussie friend about cricket. “Australia’s batting looks strong this year.” Your mate replies, “My neighbour bought a new lawnmower.” You stop for a moment, wondering what that has to do with cricket. An older Aussie might grin and say: “What’s that got to do with the price of fish?” They’re not asking about seafood. They’re really saying, “What does that have to do with what we’re talking about?” 話が急に飛んでしまう人、いませんか? 友達とクリケットの話をしていたとします。「今年のオーストラリア代表は打線が強そうだね。」すると相手が突然、「そういえば、うちの隣の人が芝刈り機を買ったんだ。」 ……え? そんなとき、年配のAussieなら笑いながら、 “What’s that got to do with the price of fish?” と言うかもしれません。 もちろん、本当に魚の値段を知りたいわけではありません。 意味は、「それ、今の話と何の関係があるの?」ということです。 相手をたしなめる時にも使いますが、多くの場合はユーモアを交えた軽いツッコミとして使われます。 Expression What’s that got to…

  • What Does An Aussie Do With Their Stubbies?

    「Stubbies」はビール?それともズボン? オーストラリアで初めてバーベキューに招待された人が、こんな会話を耳にしました。 “Chuck on ya stubbies and grab a few stubbies.” 「えっ? 同じ言葉を二回も言った?」 実は、どちらも正解です。 stubbies は、Aussie英語の中でも特に面白い言葉のひとつ。 文脈によって、 ① 男性用の短パン にも、 ② 小瓶のビール にもなるのです。 初めて聞くと混乱しますが、Aussieなら会話の流れだけでどちらの意味かすぐに分かります。 Word stubbies 発音 /ˈstʌbiz/ Meaning ① 男性用の短パン 膝上までの短いショートパンツ。 暑い夏の日や庭仕事、バーベキューなどでよく見かけるAussieの定番スタイルです。 ② 小瓶ビール 缶ビールではなく、小さなガラス瓶に入ったビール。 パブやボトルショップでは今でも stubbies と呼ばれることがあります。 Example It’s too hot for jeans. I’m wearing my stubbies. 「今日は暑すぎるから、短パンで行くよ。」 また、 Pick up a six-pack of stubbies on your way over. 「来る途中で小瓶ビールを6本買ってきて。」 日本語で言うと? ① は、 「半ズボン」 「ショートパンツ」 ② は、 「小瓶ビール」 が近い表現です。 同じ単語で服と飲み物を表す日本語はほとんどありません。 だからこそ、stubbies は覚えておくとAussieらしさを感じられる単語です。 Australia–Japan Connection 日本では夏祭りや花火大会に浴衣という定番スタイルがあります。Aussieの夏なら、Tシャツ・stubbies・サンダルが定番です。そして、エスキー(クーラーボックス)の中には冷えた stubbies。 同じ言葉で「履いているもの」と「飲んでいるもの」を表せるなんて、いかにもユーモア好きなAussieらしいですね。 高価なトロフィーよりも、一つの古びた帽子。そんなところAussie英語には、「えっ、同じ単語?」と思わせる言葉が少なくありません。stubbies も、その代表選手です。でも、会話を聞いていると不思議なくらい混乱しません。なぜなら、「短パンを飲む」ことも、「ビールを履く」こともありませんから。文脈を楽しめるようになると、Aussie英語はもっと面白くなります。にも、オーストラリア人が伝統を大切にする国民性が表れています。 Related Words

  • Aussieはなぜトイレを「Loo」と呼ぶの?

    「Toilet」じゃないの? スーパーで買い物をしていて、急にトイレへ行きたくなったとします。 近くにいたAussieに、 “Where’s the toilet?” と聞けば、もちろん通じます。 でも、返ってくる答えは、 “The loo’s over there.” かもしれません。 loo は、Aussieが日常生活でとてもよく使う「トイレ」の呼び名です。 英語の教科書では toilet や restroom を習いますが、Aussieの日常会話では loo のほうが自然に聞こえる場面も少なくありません。 🦘 Word loo 発音 /luː/ 🦘 Meaning トイレ、便所、お手洗い。 家でも、お店でも、友達同士でも使われる、ごく普通で親しみのある言い方です。 下品な表現ではなく、子どもから大人まで幅広く使われています。 🦘 Example “Excuse me, where’s the loo?” 「すみません、お手洗いはどこですか?」 また、 “I’ll just duck to the loo.” と言えば、 「ちょっとトイレへ行ってくるね。」 という意味になります。 🦘 日本語で言うと? 日本語なら、 がぴったりです。 英語圏では国によって呼び方が違います。 海外旅行では、こうした違いを知っておくと安心ですね。 Aussie × Japan 日本では駅やデパートでも「お手洗い」という丁寧な表現が一般的です。 Aussieでも loo は決して失礼な言葉ではありません。 レストランやカフェで、 “Could you tell me where the loo is?” と聞いても、とても自然に受け止められます。 旅行英語というと、難しい単語を覚えようとしてしまいがちです。でも、本当に役立つのは loo のような日常の言葉。現地の人が毎日使う言葉を一つ覚えるだけで、「教科書英語」から一歩前へ進めます。Aussie英語は、そんな小さな発見の積み重ねが楽しいんです。 関連記事