Australian slang

  • No Worries — The Aussie Answer to Almost Everything

    「No worries」は、なぜAussieらしく聞こえるのか “Thanks, mate.” “No worries.” この短いやり取りは、Aussie英語を知らなくても聞いたことがあるかもしれません。No worries は「問題ない」「気にしないで」「大丈夫」という意味です。場合によっては「どういたしまして」にもなります。ANUのAustralian National Dictionary Centreによれば、この表現は1960年代に記録され、オーストラリアでは非常に一般的な言い方になりました。 Expression No worries Meaning 問題ない。大丈夫。気にしないで。どういたしまして。 Example “Sorry I’m late.” “No worries. Come in.” 「遅れてごめん。」 「大丈夫。入って。」 日本語で言うと? 日本語では場面によって、「大丈夫」「問題ないよ」「気にしないで」「どういたしまして」などが近いでしょう。英語では一つの表現で済む場面が多いのが面白いところです。 Australia-Japan Connection No worries は現在ではオーストラリア以外でも広く使われています。1967年のオーストラリアのテレビ広告にも登場しており、後にイギリスやアメリカなどにも広がりました。日本でも「大丈夫」という言葉は、謝罪への返答、安心させる言葉、問題がないことの確認など、非常に幅広く使われます。No worries も同じような便利さを持っています。 No worries は、Aussie英語を象徴する言葉として有名になりました。でも、単なる「オーストラリアらしさ」の記号ではありません。実際の会話で、とても便利な普通の表現です。 Related Links

  • Chuck It, Throw It, Stage It, Hurl It, Or Lose Your Lunch Over It

    「Chuck」は投げるだけじゃない “Chuck it over here!” ボールを投げてもらいたいときなら、「こっちに投げて」。ところがAussie英語の chuck は、それだけではありません。「吐く」という意味にもなります。 さらに chuck a fit や chuck a wobbly のように、「癇癪を起こす」「騒ぎを起こす」という使い方もあります。オーストラリア国家大学も、Australian Englishでは chuck が throw や stage の意味で使われることを説明しています。 Word chuck Meaning 投げる、放る。また、「吐く」という意味や、chuck a fit のように「癇癪を起こす」という意味でも使われます。 Example “That’s good, Amanda. Chuck the ball to Uncle Dove.” 「いいぞ、Amanda。ボールをDoveおじさんに投げて。」 “He had too much to drink and chucked.” 「彼は飲みすぎて吐いた。」 “If the ankle biter doesn’t get his own way, he chucks a fit.” 「そのチビが思い通りにならないと、すぐ癇癪を起こす。」 日本語で言うと? 文脈によって意味が大きく変わります。throwなら「投げる」。vomitなら「吐く」。chuck a fitなら「癇癪を起こす」。Aussie英語では、こうした文脈依存の動詞が日常会話でよく登場します。 Australia-Japan Connection 日本語にも「やる」「かける」「取る」のように、文脈によって意味が変わる動詞があります。chuckも似たところがあります。単語だけを覚えるより、実際のフレーズで覚えるほうが理解しやすいでしょう。 chuck を見て、毎回「投げる」と訳してしまうと、Aussie英語では困ることがあります。特に chuck a fit は、文字どおりに訳すと意味が分からなくなります。 Related Links

  • Beaut, And How It Became A Strine Superword

    何か素晴らしいことが起きたとき、 “Beaut!” と一言。 これだけで、「最高!」「いいね!」「すばらしい!」という気持ちが伝わります。”Beaut” は、Aussie英語らしい短縮形です。 Meaning 素晴らしい、最高、すごい、申し分ない、という意味です。人や物をほめるときにも使えます。 Example “You got us tickets? Beaut!” 「チケット取ってくれたの? 最高!」 日本語での解説 “Beaut” は beautiful を短くした言葉です。Australian slangでは “That’s beaut, mate!” や “You beaut!” のように使われます。Australian slang資料でも “great” や “fantastic” を表す言葉として紹介されています。 Australia-Japan Connection 日本語でも、「最高!」「すごい!」「いいね!」のように、短い言葉だけで強い喜びを伝えられます。”Beaut” も同じように、長い説明を必要としません。 Aussieは長い言葉を短くするのが得意です。Beautiful が beaut。それだけで会話が軽くなります。短い言葉なのに、気持ちはしっかり伝わる。これもAussie英語の魅力です。

  • Chook Is One Of The Great Strine Words

    庭の鶏を見て、”Look at those chooks!”と言うAussieがいます。「Chickenじゃないの?」もちろんChickenでも通じます。でもAussieの日常生活では、”chook” がとても自然な言葉です。 Meaning 鶏、ニワトリを意味します。生きた鶏にも、料理された鶏にも使われます。 Example “We’re having roast chook for dinner.” 「夕食はローストチキンだよ。」 日本語での解説 “Chook” はAussie英語を代表する単語のひとつ。Australian National Dictionary Centreによると、英国の方言 chuck や chucky に由来し、19世紀にAustralian Englishへ定着しました。さらに “chook raffle” という、鶏を景品にする昔ながらのくじ引きもあります。 Australia-Japan Connection 日本でも「ニワトリ」と「チキン」を場面によって使い分けます。Aussieでは “chook” が、その日常的な呼び方になっています。 “Chook” は短くて、親しみやすくて、いかにもAussie。こういう何気ない単語こそ、教科書では出会えないAussie英語の楽しさを教えてくれます。

  • Skiter Beats Bragger Any Day For Aussies

    「俺、昔は何百キロも自転車で毎週走ってたよ。」 「俺なんて一晩でそれくらい走った。」 話がどんどん大きくなっていく。そんな人をAussieは、 “He’s a skiter.”と言うことがあります。 Meaning “Skiter” は、自慢する人、ほら吹き、話を大げさにする人です。 Example “Don’t listen to Dave. He’s a terrible skiter.” 「Daveの話は真に受けないほうがいいよ。あいつはすごいほら吹きだから。」 日本語での解説 日本語なら「自慢屋」「ほら吹き」「話を盛る人」などが近いでしょう。”Skite” が「自慢する」という動詞で、”skiter” が「自慢する人」です。Australian slangの古い資料にも “Skite – To boast. Skiter – A boaster” と記録されています。 Australia-Japan Connection 日本語でも「話を盛る」という表現が普通に使われます。実際より少し大きく話す。それが何度も続くと、「あの人、話を盛るよね」となります。”Skiter” もまさにそんな人です。 少し話を盛るくらいなら、会話が楽しくなることもあります。でも、盛りすぎるとすぐにskiter。Aussie英語は、そんな人間らしいところまで言葉にしてしまいます。

  • Bung On About One Of Strines’s Most Versatile Terms

    朝、トースターのスイッチを入れます。何も起きません。もう一度やってみます。やっぱりダメ。Aussieなら、 “The bloody toaster’s gone bung.” と言うかもしれません。 “Bung” は、壊れている、故障しているという意味の、とてもAussieらしい言葉です。 Meaning 壊れた、故障した、使えなくなった、という意味です。また、人が「具合が悪いふりをする」という意味でも使われます。 Example “The old fridge has gone bung.” 「古い冷蔵庫が壊れちゃった。」 “Don’t bung it on. You’re not sick.” 「具合が悪いふりするなよ。病気じゃないだろ。」 日本語での解説 物にも人にも使えるのが面白いところです。”gone bung” なら「故障した」。”bung it on” のような使い方なら、「ふりをする」「芝居をする」という意味になります。”Bung” の「壊れた」という意味は、ブリスベン地域のYagara語に由来するとAustralian National Dictionary Centreが説明しています。 Australia-Japan Connection 日本語にも「壊れた」と「死んだ」の間にあるくだけた表現があります。Aussieの “bung” も、標準英語よりずっと生活感のある言葉です。 “Bung” は短い。簡単。しかも使い道が広い。こういう言葉を見ると、Aussie英語がなぜ面白いのかがよく分かります。 Related Links

  • Game as Ned Kelly And Why It Means Bravery

    Imagine someone suggesting a terrifying climb, a dangerous adventure or an apparently mad challenge. An Aussie might say: “You’d have to be game as Ned Kelly to do that.” That doesn’t mean the person resembles Ned Kelly in every respect. It means they’re exceptionally brave, daring or willing to take a risk. The expression comes from the legend surrounding Ned Kelly, Australia’s most famous bushranger. The Australian National Dictionary Centre defines the phrase as meaning fearless in the face of the odds, or foolhardy. Meaning “Game as Ned Kelly” means extremely brave, daring or foolhardy. Example “You’re going skydiving tomorrow? You’re game as Ned Kelly, mate.” 「明日スカイダイビングするの? ずいぶん度胸があるね。」 日本語での解説 日本語なら「度胸がある」「怖いもの知らず」「大胆だ」などが近いでしょう。 ただし、Ned…

  • No Flies On Why Sharp Aussies Never Sit Still

    Why would Aussies compliment someone’s intelligence by talking about insects that aren’t there? なぜオーストラリア人は、そこに「いない」虫の話で相手の賢さを褒めるのだろうか? In the paddocks of 1840s colonial Australia, stockmen noticed something about their cattle: the laziest, slowest animals attracted swarms of flies, while the sharp, active ones moved around too much for any fly to settle on them. From that simple bit of bush observation came one of Australia’s oldest surviving slang phrases, and it was exporting itself to the U.S. and Britain within a few decades. 1840年代、植民地時代のオーストラリアの牧場で、牧夫たちは牛について面白いことに気づいた。動きの鈍い牛にはハエがたかるが、活発に動き回る牛にはハエがとまる暇がない、というのだ。この素朴な観察から生まれたのが、オーストラリアに現存する最古のスラングのひとつであり、数十年のうちにアメリカやイギリスにも輸出されていった。 Meaning “No flies on [someone]” means that person is sharp, alert, and not easily fooled — the exact opposite of a “drongo.” It’s almost always used as a compliment….

  • Heaps, And Why Aussies Turn A Noun Into “So Much Of It”

    An Aussie tradie looks at a client’s renovation quote and says, “Nah mate, that’s heaps too dear.” No hills or piles of anything are involved. So, what is “heaps” actually doing in that sentence? オージーの職人がリフォームの見積もりを見て「Nah mate, that’s heaps too dear(いや、それめっちゃ高いよ)」と言う。山も丘も出てこない。では、この “heaps” は一体何をしているのだろう? Heaps in Strine means “a lot” or “many” as a noun (“heaps of tourists”), and, more distinctively, it’s used as an intensifier meaning “very” or “extremely” (“heaps good,” “thanks heaps”). It’s one of the most flexible words in everyday Strine, slotting in anywhere “really” or “a lot” would go in standard English. Heaps は名詞として「たくさん」「多数」を意味し(heaps of tourists=たくさんの観光客)、さらに独特なのは「とても」「めちゃくちゃ」という強調語としても使われる点だ(heaps good=めっちゃ良い、thanks heaps=ほんとにありがとう)。標準英語の “really” や “a lot” が入る場所ならほぼどこにでも使える、日常ストラインの中でも特に汎用性の高い単語である。 Example “We had heaps of…

  • 何でオージー版Spongerの吸収が悪い?

    Why Is A Strine Sponger Not A Good Pickup? どんな職場にも、どんなシェアハウスにも、必ずいる。誰かの分まで飲み食いして、 自分の分は絶対に払わない人。オーストラリア人はその人を”sponger”(スポンジャー) と呼ぶ。 Every workplace, every share house, every family gathering has one: the person who never quite pays their share, never quite pulls their weight, and always seems to be there right when the food comes out. Aussies have a word for them: sponger. Meaning A sponger is someone who lives off other people’s generosity–money, food, a couch to crash on –without ever giving anything back. The image is a kitchen sponge: soaking everything up, contributing nothing. spongerとは、お金でも食べ物でも寝床でも、他人の親切に頼って生きているのに、 何一つお返しをしない人のこと。台所のスポンジのように、すべてを吸い込むだけで 何も生み出さない、というイメージから来ている。 Example “Don’t invite Dave to the barbie. He’s a total sponger, never brings a snag or a coldie.” 「デイブをバーベキューに誘わないで。あいつは完全なスポンジャーで、 ソーセージ一本もビール一本も持ってこないんだから」…