車こそ、ボーガン文化最大の“アートフォーム”

もし「ボーガン文化が本気でサブカル化する領域をひとつ選べ」と言われたら、 迷わず 車 と答える。
特にこんなラインナップが“ボーガン美学”のど真ん中だ。
- Holden Commodore(ホールデン・コモドア)
- Ford Falcon(フォード・ファルコン)
- ユート(ute)
- 改造しまくった四駆
- バーンアウト(タイヤを白煙にするやつ)
- 巨大ホイール
- 巨大スピーカー
- 爆音マフラー
- スポイラー
- クローム
- カスタムナンバープレート
- ドラッグレース
- カークルーズ(車の行列で街を流すやつ)
オーストラリアは、 ホールデン vs フォードのライバル関係を軸にした“労働者階級カー文化” を独自に発展させてきた。
その中でも特に重要なのが——
ユート(ute)はボーガン文化の“万能シンボル”
ユートはオーストラリアで特別な存在だ。
同時にこういう役割を持つ。
- 仕事用車
- 家族用車
- ステータスシンボル
- 男性性の象徴
- 遊び道具
つまり、 ユート1台で人生の全部をまかなえる という感覚がある。そして忘れてはいけないのが、 オーストラリア特有の存在。
フーン(hoon)という現象
フーンとは、 “車を使ってやんちゃなことをする人”のこと。
- 爆音
- スピード
- 白煙
- 過剰な改造
- 夜のストリート文化
などがセットになっている。
フーンとボーガンは完全に同じではないけれど、 重なりまくっている。ボーガン文化の“車の章”を語るとき、 フーンはほぼ必ず登場するキャラクターだ。
