なぜDagはオージー英語で多様性がある?

Is “Dag” Strine’s Most Versatile Word?

英語の中で、褒め言葉にも侮辱にもなり、しかも羊のお尻にこびりついた汚れをも 意味する単語はそう多くない。それが”dag”(ダグ)だ。

Few English words can be a compliment, an insult, and a description of something stuck to a sheep’s backside all at once. Welcome to Strine’s “dag.”

“dag”にはオーストラリア英語で三つの関連した意味がある。①愛嬌のある変わり者、 親しみを込めて言われることが多い。②社会的に不器用でダサい人、特に十代の 若者を指すことが多い。③文字通り、羊のお尻にこびりついた糞まみれの毛玉。 「ダサい」という意味は、間違いなくこの三番目の、最も格好悪い意味から 生まれたものだ。

A dag has three related meanings in Strine: (1) a character or amusing eccentric — often said with affection; (2) a socially awkward, uncool person, usually a teenager; (3) literally, a lump of dung-matted wool hanging from a sheep’s rear end. The insult sense almost certainly comes from the third, least glamorous meaning.

Example

“He wore socks with sandals to the wedding. What an absolute dag.”

「結婚式にサンダルと靴下を合わせてきたんだ。本当にダグ(ダサい)やつだよ」

日本語では?

面白いのは、”dag”が必ずしも悪口とは限らないという点だ。”He’s such a lovable dag”(彼は本当に愛すべきダグだ)のように、少し不器用で憎めない人を 親しみを込めて呼ぶこともできる。日本語の「ダサかわいい」に近いニュアンスが あると考えると分かりやすい。

Did You Know?

The phrase “rattle your dags” means “hurry up.” It comes from a farming image of a sheep moving fast enough that the dags swinging from its wool actually rattle. It’s one of the few English idioms that only makes sense once you’ve met a sheep.

日豪関係

The affectionate side of “dag” — awkward but likeable — has a cousin in Japanese pop culture’s soft spot for the dojikko (どじっ子) character type: endearing precisely because of their clumsiness. Japanese readers who enjoy that archetype will instantly understand why Australians say “dag” with a smile, not a sneer.

「ダグ」の親しみを込めた側面——不器用だけど憎めない——は、日本のポップ カルチャーにおける「どじっ子」キャラクターへの愛着とどこか重なる。 不器用さゆえに愛される、というその感覚を知る日本の読者なら、なぜ オーストラリア人が「ダグ」を軽蔑ではなく笑顔で言うのか、すぐに理解できる だろう。

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