ボーガン文化:カルチャー・レポート

エグゼクティブ・サマリー

まず最初に理解しておきたいのは、 「ボーガン」はひとつの明確な社会階層を指す言葉ではないということ。むしろ、オーストラリア文化の中で 驚くほど柔軟に使われるラベルだ。

時代や文脈によって、ボーガンはこんな意味を持ってきた。

  • 文化的に洗練されていないとされる労働者階級のオージー
  • 郊外の外れに住むオージー
  • 露骨にダサい趣味を持つ人
  • 特徴的なアクセントや語彙を使う人
  • 車・エンジン・ユート(軽トラ的なやつ)に異常にハマっている人
  • 酒を飲みすぎる人
  • “オーストラリアらしさ”を攻撃的に押し出す人
  • 気取ったものを徹底的に嫌う人
  • そして最近では—— 自分から「ボーガンです!」と陽気に名乗る人

最後の変化が、実は一番面白い。

■ 侮蔑から「アイデンティティ」へ

もともと“ボーガン”はほぼ 侮蔑語として使われていた。ところが近年は、 「本物らしさ」「オーストラリアらしさ」「文化的スノッブへの反抗」 といった意味を帯びて、 部分的に“誇りのラベル”として再評価されている。言語学者ロズリン・ローワンは、 ボーガンを「否定的な意味が、肯定的な自己認識やナショナリズムへと変換されうる、独特のオーストラリア文化キーワード」と表現している。

つまり、 悪口だったはずの言葉が、国民的アイデンティティの一部になってしまった。

Cop A Gander At These Rippers Too...

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    豪キャブラリー: Hooroo

    Hoorooは、スペルや発音などにより一瞬でオーストラリアのシンボルであるカンガルーと何らかの関係があることを思わせる人は少なくないが、全く違う。 実は、hoorooはバイバイのことです。人と離れる時、軽く言う言葉、「じゃね」と同じような雰囲気でありながら、オージー英語としてかなり古く感じるので実際に使用回数が減っているだろう。年配の方がまだ良く使う言葉けど。

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    National Lamington Dayが豪州の国民的なケーキを祝う

     ラミントンというケーキはパヴロワと並びにオーストラリアの国民的なスイーツの一つであり、本日、7月21日は「National Lamington Day」として全国でラミントンを祝う日だ。  National Lamington Dayが初めて祝ったのは2006年で歴史が浅いがこのケーキは多くのオーストラリア人に古くから愛されているスイーツだ。  二つのスポンジケーキの間にラズべりージャムを塗り、周り全体にチョコレートアイシングをかけ、トッピングにココナツをまぶすという非常に簡単なケーキですが、近年にはカスタードクリームやホイップ・クリーム、各種ジャムなどいろいろな味で作られ、今まで以上に豊富な楽しみ方ができた。  簡単に作られるため、子供たちでもよく作る。ボーイ・スカウトやスポーツ・チームなどがラミントンを作って、屋台で販売し、得たお金をチャリティなどに寄付しボランティア活動との深い関わり合いがありオーストラリア社会にも重要な役割を果たしている。  もともと19世紀クィーンズランド州総督だったラミントン男爵に名づけられて、今では同州の公式象徴(オオヒキガエルとともに、、、)となっている。  作って見たら?(レシピが動画下にある) 豪キャブラリー: Pav ラミントン・レシピ 市販スポンジ・ケーキ(四角いが理想だが、何でも良い)2個 粉砂糖 4カップ ココア 1/3カップ バッタ 大さじ2個 牛乳 1/2カップ お湯 大さじ  細切りココナツ 3カップ 調理法 ココアと粉砂糖を大きめのバウルに混ぜて、ゆっくりと牛乳・バッター・お湯を付け加えて、クリームのような潤滑性があるまで弱火でゆっくりと温める。 スポンジ・ケーキを分けて、約5センチの四角形に切り、フォークなどを使って、全体がチョコレートに囲まれるようにチョコレートに入れる。チョコレートから取り出し、ココナツに入れて全体がカバーするように回す。チョコレートが固まるまでの数時間の間は、金網に置いて冷ます。

  • Jackaroo, Jillaroo/オージー版カウボーイ

    jackaroo, jillaroo Australian English A jackaroo is a male worker training to become a manager on a large farm called a station in Australia. The jackaroo is Australia’s equivalent to a cowboy. A jillaroo is the name given to women who perform the same job. 日本語 Jackarooは、大きなステーション(大型牧場)で働く男。オーストラリア版カウボーイと言っていいと思う。Jillarooは、その女性版。ちなみに、ステーションクラスの牧場1件の面積は四国や九州以上となることが珍しくない(オーストラリア全体の面積が日本の面積より約26倍もあるよ!)。そのステーションの人口というと、数人から多くても数十人程度です。広くていいね! Plain English A ranch hand. A farm worker. A cowboy (male) or cowgirl (female). Strine Dictionary

  • ボーガン・プライドという文化革命

    これは、ボーガン文化の中でも 最重要のターニングポイントと言っていい。 かつて「ボーガン」と呼ぶことは、ほぼこう言うのと同じだった。 「お前は俺より下の階層だ。」 ところが時代が進むにつれ、こんな返しが増えていく。 「そうだよ、ボーガンだけど?何か問題でも?」 これぞ、典型的な 文化的リクレイメーション(再所有)。 世界中で、侮蔑語だったアイデンティティが 当事者によって“誇り”へと変換される現象は起きている。 でもオーストラリアの ボーガン・プライド には、 オーストラリア特有の“味”がある。 それは、次の文化要素と深く重なるからだ。 つまり、 ボーガン・プライドは「普通の人」を祝福するオーストラリア的国民性と直結している。 言語学者ロズリン・ローワンは、 「ボーガンの肯定的再解釈は、オーストラリアのナショナリズムと “普通の人”を称える文化傾向と結びついている」 と指摘している。侮蔑語だったはずの言葉が、 国民的アイデンティティの一部へと昇格する。これこそ、ボーガン文化の最大の魅力であり、 オーストラリアらしい文化のひねりでもある。

  • ファースト・オーストラリアンズ Episode 7 Part 5/5

    「ファースト・オーストラリアンズ」(英語)は、2008年作のドキュメンタリー。先住民の視野からオーストラリアの歴史を記録する。必見だ!  今日は7作目5部中5部目。  これが「ファースト・オーストラリアンズ」の最後のポスト。ご愛読いただき、ありがとうございました!Ta, mate and hooroo!

  • Dag/ダサイ

    dag Australian English 1) Dag can mean either a socially inept person, unfashionable; or, 2) It can be used in its original meaning to describe some dirty fleece dangling from the area around a sheep’s hind. 日本語 1) ダサイ、ファッション感覚が悪い人。 2) 羊のお尻辺りにぶら下げる汚い毛のこと。 Plain English 1) A goof, nerd, oddball. 2) Dirty, matted fleece around a sheep’s hind. Strine Dictionary