いったい「ボーガン」って何者なのか?

ここがちょっとややこしい。
まず、みんなが思い浮かべる“典型的ボーガン像”はこんな感じだ。マレットヘア+ネルシャツ(フランノ)+タンクトップ+黒ジーンズ/ショーツ+ブーツかビーチサンダル+タトゥー+ビール+ユート(軽トラ的なやつ)+爆音ミュージック。
このイメージがあまりにも強烈だから、 自分はボーガンじゃないと思ってる人でさえ、 「はいはい、あの感じね」と即理解できる。
でも、最近の研究では“本当の定義”はそこじゃないと言われている。ボーガン=低所得層 ……ではない。
お金持ちでもボーガンになれる。高学歴でもボーガンになれる。バリバリのプロフェッショナルでもボーガンになれる。大学卒で年収6桁の人が「CUB(Cashed-Up Bogan=金持ちボーガン)」と呼ばれることもあるくらい。このCUBの登場はかなり重要で、“貧しい=ボーガン”というイメージを完全にぶち壊した。
より正確な区別は、経済力よりも文化的なセンス(カルチャー・キャピタル)にあるらしい。つまり、ざっくり言うとこうだ。お金はあっても、センスがあるとは限らない。
そしてオーストラリアは、このギャップをネタにしてめちゃくちゃ楽しんでいる国でもある。
