Strine

Strine is how Aussies pronounce Australian, and gives its name to the country’s unique brand of English.
「ストライン」とは、オーストラリア人が「 Australian 」を発音したときの響きで、そこから同国独特の英語を指す名前として使われるようになりました

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    Why Do Aussies Talk About “The Trots?”

    What Does “The Trots” Mean in Aussie English? Aussieが「The Trots」と言うのはどういう意味? “Sorry, mate. I can’t come into work today.” “What’s up?” “I’ve got the trots.” Almost no Aussie hearing that conversation would assume the speaker had been watching horse racing. Although “the trots” can refer to harness racing, in everyday conversation it almost always means something much less enjoyable…Diarrhoea. Like so many Strine expressions, it’s a humorous way of talking about an unpleasant subject. 「今日は会社を休みます。」 「どうしたの?」 「I’ve got the trots.」 もしAussieがこの会話を聞いたら、ほとんどの人は「お腹をこわしたんだな」と思うでしょう。もちろん、”the trots” には競馬の一種である「ハーネスレース(繋駕速歩競走)」という意味もあります。しかし、日常会話では圧倒的に、「下痢」を意味することが多い表現です。 少し遠回しに、そして少しユーモラスに体調を伝えられるのが、Aussieらしいところです。 Expression The trots Pronunciation /ðə trɒts/ Meaning ① 下痢 日常会話では、この意味で使われることがほとんどです。”I’m sorry, I’ve got the trots.”と言えば、「ごめん、お腹をこわしちゃった。」という意味になります。 ② ハーネスレース(繋駕速歩競走) 馬が小型の二輪車(サルキー)を引いて走る競技。競馬好きのAussieなら、”I’m going to the trots tonight.”と言えば、「今夜はハーネスレースを見に行く。」という意味になります。 ③ 運・ツキ 昔のAussie英語では、”a good…

  • Why Do Aussies Say “Knockback”?

    What Does “Knockback” Really Mean? Aussieが「Knockback」と言うのはどういう意味? Have you ever gone for a job you really wanted… and didn’t get it? Or invited someone out, only to hear “Sorry, another time.” An Aussie might shrug, smile and say, :Ah well, I got a knockback.” It’s one of those wonderfully practical Strine expressions. Life doesn’t always go your way. Sometimes you get a knockback. Then you dust yourself off and have another go. 「第一希望の会社に落ちた。」「ローンの審査に通らなかった。」「告白したけど断られた。」 人生には、思いどおりにならないことがあります。そんなときAussieがよく使うのが、”knockback”というStrineです。 意味は、「断られること」「却下されること」「不採用」「拒否」など。決して珍しい出来事ではなく、「まあ、そんなこともあるさ」という前向きな気持ちを含んだ表現として使われることが多い言葉です。 Expression knockback Pronunciation /ˈnɒkbæk/ Meaning 断られること。 拒否されること。 不採用になること。 希望がかなわないこと。 また、動詞として”knock back”なら、「断る」「拒絶する」という意味になります。 Example “Did you get the job?” “No, I got a knockback.” 「仕事、決まった?」 「いや、不採用だったよ。」 また、 “The bank knocked back my loan application.” なら、「銀行にローンを断られた。」という意味になります。 日本語で言うと? 日本語なら、「断られた」「落とされた」「却下された」「ダメだった」などが近いでしょう。 でも、Aussieの…

  • Did The Sun Never Shine Brighter?

    What Does “Never Saw the Sun Shine Brighter” Mean? Aussieが「Never Saw the Sun Shine Brighter」と言うのはどういう意味? An old mate has just won the lottery. Another has become a grandfather for the first time. Someone asks how they’re feeling. With a huge grin, the answer comes back: “I never saw the sun shine brighter.” Nobody is talking about the weather. It’s a wonderfully old-fashioned Aussie way of saying, “I couldn’t be happier,” or “Life has never looked better.” Although it’s not heard as often today, you’ll still come across the expression in older books, films and conversations with older Aussies. 日本語には、「空まで晴れやか」という表現があります。Aussieにも、それによく似た言い回しがあります。それが、”Never saw the sun shine brighter” というStrineです。もちろん、本当に太陽がいつもより明るく輝いているわけではありません。 「これ以上ないくらいうれしい。」「人生最高の日だ。」「幸せでいっぱいだ。」 そんな気持ちを表す、美しい表現です。 どこか詩のような響きがあり、昔のAussieが好んで使った言葉として今でも親しまれています。 Expression Never…

  • Why Do Aussies “Shoot Through Like A Bondi Tram?”

    What Does It Even Mean? Aussieが「Shoot Through Like a Bondi Tram」と言うのはどういう意味? Imagine you’ve just finished a barbecue. Everyone is still chatting when one guest suddenly glances at their watch, says, “See ya!” and disappears before anyone can reply. An older Aussie might laugh and say, “He’s shot through like a Bondi tram.” The expression paints a vivid picture of someone leaving in a tremendous hurry. Although Sydney’s famous Bondi trams disappeared decades ago, the saying has survived as a colourful reminder of old Australia. かつてシドニーには、街中を走る路面電車がありました。中でもボンダイ行きのトラムは、本数が多く、テンポよく走ることで知られていました。そこから生まれたのが、”shoot through like a Bondi tram”というStrineです。 意味はとてもシンプル。「ものすごい勢いで立ち去る」「大急ぎで帰る」「さっさと姿を消す」いうことです。急いで仕事へ向かう人にも、飲み会を早めに切り上げる人にも使える表現です。 Expression shoot through like a Bondi tram 発音 /ʃuːt θruː laɪk ə ˈbɒndaɪ træm/ Meaning 急いで立ち去ること。あっという間に姿を消すこと。突然帰ること。 現在では単に”shoot through”だけでも、「もう行くね。」「失礼するよ。」という意味でよく使われています。 Example…

  • How Much Is “Ninety To The Dozen”?

    What Does “Ninety to the Dozen” Mean To Aussies? Aussieが「Ninety to the Dozen」と言うのはどういう意味? We’ve all met someone like this…You’re having a quiet cup of coffee when a friend arrives. Before you’ve even taken your first sip, they’ve told you about work, the kids, their holiday, the weather, the football, the neighbour’s dog and what they had for breakfast. Without taking a breath. An older Aussie might smile and whisper, “She’s ninety to the dozen today.” It isn’t meant to be cruel. It’s just a colourful way of saying someone is talking very, very fast—and doesn’t seem likely to stop anytime soon. こんな人、あなたの周りにもいませんか? 久しぶりに友達とカフェで会いました。 席に座った瞬間から、仕事のこと。 家族のこと。 旅行のこと。 天気のこと。 昨日の晩ご飯のこと。 次から次へと話が止まりません。 そんな様子を見て、年配のAussieなら笑いながら、…

  • What Do Aussies Mean By “What’s That Got To Do With The Price Of Fish?”

    「魚の値段と何の関係があるの?」って、どういう意味? Have you ever been talking to someone who suddenly changes the subject completely? Imagine you’re chatting with an Aussie friend about cricket. “Australia’s batting looks strong this year.” Your mate replies, “My neighbour bought a new lawnmower.” You stop for a moment, wondering what that has to do with cricket. An older Aussie might grin and say: “What’s that got to do with the price of fish?” They’re not asking about seafood. They’re really saying, “What does that have to do with what we’re talking about?” 話が急に飛んでしまう人、いませんか? 友達とクリケットの話をしていたとします。「今年のオーストラリア代表は打線が強そうだね。」すると相手が突然、「そういえば、うちの隣の人が芝刈り機を買ったんだ。」 ……え? そんなとき、年配のAussieなら笑いながら、 “What’s that got to do with the price of fish?” と言うかもしれません。 もちろん、本当に魚の値段を知りたいわけではありません。 意味は、「それ、今の話と何の関係があるの?」ということです。 相手をたしなめる時にも使いますが、多くの場合はユーモアを交えた軽いツッコミとして使われます。 Expression What’s that got to…

  • Why Do Aussies Call Someone A “No Hoper”?

    「No Hoper」って、そんなにひどい意味? 「見込みがない」は人にも使う? Aussieには、少し耳が痛いこんな表現があります。 “He’s a no hoper.” 直訳すると「希望がない人」。 でも実際には、「成功する見込みがない人」や「どうしようもないヤツ」という意味で使われます。 試合でまったく勝てそうにないチーム、何をやってもうまくいかない人、努力する気がない人などを少し皮肉っぽく表現するときによく耳にするStrineです。 Word no hoper 発音 /ˌnəʊ ˈhəʊpə/ Meaning 見込みのない人。 将来性がない人。 何をやってもうまくいきそうにない人。 必ずしも能力が低いという意味ではなく、「本人にやる気がない」「期待できない」というニュアンスで使われることもあります。 Example Everyone reckons he’s a no hoper, but he keeps trying. 「みんな彼は見込みがないと言うけど、それでも挑戦し続けている。」 日本人ならどう言う? 日本語なら、 などが近いでしょう。 ただし no hoper は、人をレッテル貼りするような響きがあるため、あまり気持ちのいい言葉ではありません。 Aussie × Japan 面白いことに、Aussieは no hoper と呼ばれた人が大逆転する話も大好きです。 スポーツでも、ビジネスでも、「誰も期待していなかった人」が成功すると、みんなで応援します。 だから no hoper は、必ずしも一生そのままという意味ではありません。 Aussieは、人にニックネームを付けたり、少し皮肉を込めて呼んだりする文化があります。 でも、本当に面白いのは、そのあとです。 昨日まで no hoper と言われていた人が、翌日にはヒーローになっていることも珍しくありません。 だから、この言葉を聞いても落ち込む必要はありません。 Aussieは「逆転劇」が大好きなのです。 関連記事

  • Why Do Aussies “Spin A Yarn”?

    Aussieが「Spin a Yarn」と言うのはなぜ? 「毛糸を紡ぐ」わけではありません キャンプファイヤーを囲んでいると、一人が昔話を始めました。 カンガルーに追いかけられた話。 片手で巨大な魚を釣り上げた話。 ヘビと格闘した話。 話が終わると、誰かがニヤリと笑って言いました。 “You’re spinning a yarn!” もちろん、本当に毛糸(yarn)を紡いでいるわけではありません。 spin a yarn は、「面白おかしく話を盛る」「ホラ話をする」「長々と昔話を語る」という意味のStrineです。 Expression spin a yarn 発音 /spɪn ə jɑːn/ Meaning 面白く話を盛ること。 ホラ話をすること。 聞き手を楽しませるように物語を語ること。 必ずしも「ウソをつく」という悪い意味ではありません。 事実を少し大げさにしたり、ユーモアを交えたりしながら話を聞かせることを表します。 Example Grandad loved spinning a yarn about his days in the Outback. 「おじいちゃんはアウトバックで過ごした若い頃の話を、面白おかしく聞かせるのが大好きだった。」 また、 I don’t know if it’s true or if he’s just spinning a yarn. と言えば、 「本当の話なのか、それとも話を盛っているだけなのか分からない。」 という意味になります。 日本人ならどう言う? 日本語なら、 などが近い表現です。 ただし spin a yarn には、「みんなを楽しませる語り部」という温かいイメージがあります。 Aussie × Japan 広大なアウトバックで働く人々や長距離を旅する人たちは、夜になると焚き火を囲み、お互いの体験談を語り合いました。 その中には、本当の出来事もあれば、「ちょっと盛った」話もあったでしょう。 そんな文化の中で spin a yarn は、Aussieらしい話し上手を表す言葉として親しまれるようになりました。 Aussieには、話が上手な人がたくさんいます。細かい事実よりも、「面白かった!」と思わせることを大切にする場面も少なくありません。だから spin a yarn は、単なる「ホラ話」ではなく、人を楽しませる才能への褒め言葉として使われます。 関連記事

  • How Can One Little Word Like “Do” Mean So Many Different Things?

    Aussieの「Do」がこんなに意味を持つのはなぜ? 「Do」は「する」だけじゃない! 英語を勉強すると、最初に覚える動詞のひとつが do です。 でも、Aussieの会話を聞いていると、 “We’re having a do on Saturday.” と言ったかと思えば、 “He did all his money at the races.” さらに、 “You’ll do, mate!” ……えっ? 同じ do なの? 実はStrineでは、do は驚くほどたくさんの意味を持つ便利な言葉なのです。 Expression do 発音 /duː/ Meaning ① パーティー・集まり We’re having a do this weekend. 「今週末、パーティーをやるんだ。」 誕生日会や送別会など、人が集まるイベントを a do と呼びます。 ② お金を使い果たす He did all his money in one night. 「彼は一晩でお金を全部使ってしまった。」 特に競馬やギャンブルの話でよく耳にします。 ③ ケガをする・痛める I’ve done my back. 「腰を痛めちゃった。」 スポーツや力仕事のあとによく使われる表現です。 ④ 「いいね!」「気に入った!」 She’ll do! 「いいね!」 He’ll do me! 「彼、気に入った!」 「十分いい」「申し分ない」という気持ちを表します。 ⑤ やっつける・殴る They threatened to do him. 「彼をやっつけると脅した。」 映画や犯罪ドラマなどで耳にする少し荒っぽい言い方です。 Example You’ll do, mate! 「いいじゃないか、その調子!」 また、 We went to a birthday do on Saturday. 「土曜日は誕生日パーティーに行ったよ。」 日本人ならどう言う? 日本語でも「やる」は、 など、いろいろな意味で使われます。 do も、それによく似ています。 文脈を見ないと、本当の意味は分からないのです。 Aussie…

  • Why Do Aussies Call The Drive-in A “Passion Pit”?

    Aussieがドライブインシアターを「Passion Pit」と呼ぶのはなぜ? 映画を観に行く? それともデート? 今ではすっかり数が減ってしまったドライブインシアターですが、かつてのAussieでは若者の人気デートスポットでした。 そのため、映画を観ることよりも、カップルがイチャイチャする場所というイメージが強くなり、皮肉を込めて Passion Pit(情熱の穴、恋人たちの巣窟)と呼ばれるようになりました。 もちろん、映画を真面目に観ていた人もたくさんいました。でも、「本当に映画を観てるの?」という冗談が飛び交うのも、Aussieらしいユーモアです。 🦘 Expression Passion Pit 発音 /ˈpæʃən pɪt/ 🦘 Meaning ドライブインシアター(drive-in theatre)の俗称。 特に、 「若いカップルのデートスポット」 というイメージを込めて使われます。 現在では少し懐かしい言葉として耳にすることが多くなりました。 🦘 Example Mum reckons Dad took her to the Passion Pit on their first date. 「母の話では、父は初デートでドライブインシアターに連れて行ったらしい。」 🦘 日本人ならどう言う? 日本にも昔は各地にドライブインシアターがありましたが、「Passion Pit」のような愛称はあまり定着しませんでした。 Aussieでは場所そのものよりも、そこで若者が何をしていたかを面白おかしく表現するのが好きなのです。 Aussie × Japan 日本でも1980年代から1990年代にかけてドライブインシアターが人気を集めました。 しかし、Aussieほど恋人たちの場所というイメージは強くありませんでした。 同じ施設でも、文化が違えば愛称まで変わるのは興味深いですね。 Strineには、正式名称よりニックネームのほうが有名なものがたくさんあります。Passion Pitもその一つ。言葉の背景を知ると、昔のAussieの暮らしや価値観まで見えてきます。だからStrineは、単なる英単語ではなく、Aussie文化そのものなのです。🦘 関連記事