Why Do Aussies Call the Garbage Collector The “Garbo”?

ゴミ収集員を「Garbo」と呼ぶのはなぜ?

「Garboが来るよ!」

オーストラリアで朝、家の前からこんな声が聞こえてきます。

“Don’t forget—the garbo’s coming today!”

最初は人の名前かと思うかもしれません。

でも、garbo は人名ではありません。

garbage collector(ゴミ収集員) を親しみを込めて呼ぶ、いかにもAussieらしい省略語です。

Aussieは長い言葉を短くするのが大好き。

だから afternoon は arvo、barbecue は barbie、そして garbage collector は garbo になりました。


Word

garbo

発音

/ˈɡɑːbəʊ/


Meaning

ゴミ収集員。

親しみを込めた呼び方で、失礼な意味はありません。

新聞やテレビでは garbage collector や waste collector と表現されることもありますが、日常会話では garbo を耳にする機会がたくさんあります。

ちなみに、冗談好きなAussieの中には、

garbologist(ガーボロジスト)

と呼ぶ人もいます。

-ologist は「○○学者」という意味なので、「ゴミ学者」というジョークです。


Example

The garbo comes every Tuesday morning.

「ゴミ収集は毎週火曜日の朝に来るよ。」

また、

I missed the garbo again!

と言えば、

「またゴミ収集に間に合わなかった!」

という意味になります。


日本人ならどう言う?

日本語なら、

「ゴミ収集員」

「清掃員」

が近いでしょう。

ただ、日本では職業名をこのように短く呼ぶことはあまりありません。

garbo には、地域の人たちに親しまれている仕事という温かい響きがあります。


Aussie × Japan

日本でも収集員の皆さんは、街をきれいに保つ大切な仕事をしています。

Aussieでも同じです。

朝早くから働く garbo に手を振る子どもたちも多く、地域にとても身近な存在として親しまれています。


考えRooの考え

考えRoo の考え

Aussie英語(ストライン)には、職業を短く呼ぶ言葉がたくさんあります。でも、それは決して軽く見ているからではありません。むしろ、「毎日お世話になっている人」という親しみが込められていることが多いのです。garbo という一言にも、そんなAussieらしい気さくな文化が感じられます。


関連記事


Cop A Gander At These Rippers Too...

  • | | | |

    オージー英語のアイコンでもある二つのBig Chook

     ニューサウスウェールズ州にはなんとふたつの偉大なニワトリ・オブジェのBig Chookがある。これはchookがニワトリを称えるだけではなく、chookという言葉自体も称えると言えるだろう。  そもそもchookは独特なオージー英語である。英語のchickenにかけたり、「ニワトリ」という意味だ。  一つ目のBig Chookがシドニー郊外にあるマウント・バーノンというところにある。高さも広さも4メートルであるコンクリート製巨大ニワトリは家禽農場の中1986年に立てられた。自称「世界最大のBig Chook」だそう。  一方、小さい方のBig Chookが同州北東部にあるムーンビにある。ムーンビは家禽業が盛んであり、その象徴として高さ4メートル幅2メートルのニワトリ・オブジェが町の中に作られた。  上記でふれたように、chookはよく使われているオージー英語である。ニワトリを示すだけじゃなく、理由がよく分からないけどニックネームにも頻繁に使われている。そして、さまざまな表現にも登場する。 例えば、chook raffleは、厳密に言えば「ニワトリをくじ引きで売る」という意味だけど多くの場合仕事などが上手くこなさない人に対してyou couldn’t run a chook raffle(chook raffleでも上手くできない)と野次として使われている。また、face like a chook’s arse(ニワトリのケツのような顔をしている)というのが「悲しい表情」を示し、feed the chooksは報道陣のスクラムなど大勢の人の前で嫌な話をすること。Feed the chooksも別に下品な意味もあり、自慰行為を示す。

  • 豪キャブラリー:Back Of Bourke

    ストライン(オージー英語)では、「Back of Bourke」が極めて人里離れた場所、あるいはそこへ向かうことを示す表現。 語源はオーストラリア内陸の奥地(Outback)にある町「Bourke]よりさらに奥地にあるところ。 Example: Mate, the pub was so far out the back of Bourke I thought we’d fallen off the bloody map. 例:そのパブはバック・オブ・バークよりさらに奥で、地図から落ちたのかと思ったよ。

  • Feral: The Strine Superword That Puts A Bogan Basement Price On Any Exy Buy

    One word, four completely different insults or compliments depending on who’s using it and where they grew up. Welcome to one of the most shape-shifting words in Strine. 使う人や育った場所によって、まったく異なる意味の褒め言葉にも侮辱にもなる一つの単語。ようこそ、ストラインの中でも特に変幻自在な言葉の世界へ。 Meaning Feral has (at least) four Australian senses: 1) a New Age hippie or radical environmentalist, often with dreadlocks, living communally; 2) someone living outside a normal home environment, such as a street kid; 3) among teenagers, something disgusting or gross (“that’s so feral”); 4) a person behaving wildly or out of control. Feral には(少なくとも)4つの意味がある。①ニューエイジ系のヒッピー、または過激な環境保護活動家。ドレッドヘアで共同生活をしていることが多い。②家を出て路上などで暮らす若者。③ティーンエイジャーの間で「気持ち悪い」「最悪」を意味する言葉。④手に負えないほど乱暴・野生的に振る舞う人。 Example “The blockade was full of ferals living in tree camps.” / “Ugh, that smell is feral.” (封鎖現場には木の上のキャンプで暮らすferalたちが大勢いた。/うわ、あの匂い最悪。) 日本語での解説 “Feral” はラテン語で「野生動物」を意味する “fera” に由来する。オーストラリアでは1980〜90年代、森林伐採への抗議活動(フォレスト・ブロッケード)に参加していたパンク・ヒッピー系の若者たちを指す言葉として広まり、そこから「家出した若者」「乱暴」「気持ち悪い」といった意味にも拡大していった。文脈によって意味が大きく変わるため注意が必要な単語である。 Australia–Japan Connection Japan…