オーストラリア各地にある「Big Things」というB級観光名所の正確な数が不明だが百数十件から200件件以上の間は間違いなくある。 ほとんどの「Big Things」が動物や設置されている地域の名産物などを称えるが、中には「人間」の姿をしているものもある。 彫刻など芸術性を重視するではなく、ほかの「Big Things」と同じようにコミカルな印象があり、キッシュが中心となっている。 また、オーストラリアの歴史も「Big Things」そのもの歴史も人間像に見える。 たとえば、南オーストラリア州都であるアデレードの一角であるメンディンディーという町にBig Scotsman(巨大スコットランド人)がある。 これは1963年に作られ、事実上オーストラリアの「Big Things」の最も早く作られたものだった(ニューサウスウェールズ州にあるBig Bananaが自称<初めて>とも言うだけど、、、)。 初めてとは言えはっきり言ってイメージとしてオーストラリアと関係ない。 同じく、「何で?」と思わせる「Big Things」がニューサウスウェールズ州にオーストラリア固有種のナッツであるマカダミアテーマパークにある。 そもそも変なのは同遊園地のテーマがヨーロッパ中世風のお城だ。 そして、それらしくかもしれないがオーストラリアらしくないのがお城の真ん前にある医大騎士であるBig Knightだ。 しかし、そのほか人間像の「Big Things」が国の歴史ともう少しつながりがある。 豪経済を昔も今も深い関わり合いがある鉱業を称えるオブジェがみつもある。 南オーストアリア州カプンダにある鉱山労働者像Map the Minerがある。 同町がオーストラリア初銅鉱業があり、それを称えるために1988年のオーストラリア建国200周年記念を祝う行事一つとして作られた。 しかし、2006年にあるティーンエージャーが同像を目立つように軽油をかけ火をつけてから写真撮ろうとしたが、ボヤーとなってMap the Minerを全焼した。 幸いに保険がかけられたため作り直すことができた。 (ちなみに、余談だが、このオブジェがあるカプンダはオーストラリアで最も幽霊が多い町とされているらしい。) 金が同じような鉱業労働者像の共通点である。 まず、19世紀半ば頃ニューサウスウェールズ州バスハーストという所に金が見つけられ「ゴールド・ラッシュ」となった。 今ではバスハースト中心街に入る道路を通ると迎えてくれるのはBig Gold Pannerである。 砂金を探している男の「Big Things」だ。 オーストラリアの産業化に重要な役割を果たしたゴールド・ラッシュのキックオフがバスハーストにあったかもしれないが、最も大きかったゴールド・ラッシュがほぼ同じ時期にビクトリア州バララットというところに起きた。 さらに鉱業関係の「Big Things」が以前に掲載したクイーンズランド州ザ・ジェムフィールズにある数箇所も忘れてはいけない。 またオージーらしく鉱業並みに同国の経済に貢献した農業(厳密に言えば農家だけど、、、)を称える南オーストラリア州ウッディナにあるBig Australian Farmerだ。 しかいし、このオブジェは他の「Big Things」と違ってあまりコミカルやキッシュな面がなく最も真面目な物だ。 考えRooの個人的な見解だがこれが「Big Things」より彫刻だ。 また真面目だけどもっと「Big Things」らしいのがニューサウスウェールズ州ウラッラにあるBig Soldierだ。 軍事博物館前に設置されているこのオブジェが物や行事などを称えるより同博物館の広告塔だ。 ちなみにこの地域が最も有名な理由が19世紀でオーストラリア独特な泥棒であるブッシュレンジャーが大活躍した場所のひとつだった。 Related posts: 宝を含める豪のBig Thingsの宝箱地域 海で下水を流すことに抗議するために制作されたBig Poo 「果実の都」の象徴となるBig Fruit Bowl Japanese long-term resident numbers double Down Under Powered by YARPP.