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Dictionary of Australian English

豪マクドナルドがレストラン名をオージー英語使用に

Maccas オーストラリアの英国植民地化を記念とする1月26日が同国で「オーストラリアの日」という祝日となり、それに伴って豪マクドナルドが一部のレストラン名称を豪スラング名を一時的に使用することになったとマクドナルド・オーストラリア社が1月に発表した。
 オージー英語(ストライン)では、マクドナルドが「Maccas<マッカーズ>」という。
 おそらく、それの方がよく使われている名称である。
 同社は遊び心を込めて今年のオーストラリアの日に伴って一部のレストランの名称を変更し、店の看板を変えたりなど、様々な方向として2月上旬までマクドナルドではなくMaccasと呼ぶ。
Macca’s – an Australian-made nickname up in lights for our national day

追伸:共同通信が以下のように報道した。
マクドナルドが「マッカズ」に 豪で地元愛称が看板に2013.1.23 08:58

オーストラリアでの愛称「マッカズ」に取り換えられたシドニーのマクドナルドの看板

オーストラリアでの愛称「マッカズ」に取り換えられたシドニーのマクドナルドの看板

 日本では「マック」や「マクド」と呼ばれることの多いファストフード大手マクドナルド。オーストラリアでは「マッカズ」の愛称で親しまれており、同社は23日までに、キャンペーンの一環として、国内の一部店舗の看板をマッカズと表示された特別仕様に取り換えた。
 26日の建国記念日「オーストラリア・デー」に向けた期間限定の“改名”だが、マクドナルドが看板表示を愛称に変えるのは世界初という。
 地元住民を対象とした調査で、半数の人がマッカズと呼んでいることが判明。オーストラリア特有の愛称といい、同社は「地元社会の一員になれたことへの誇りを示したい」としている。取り換え対象は13店舗で、2月上旬に元に戻す。
 同社はまた、オーストラリア英語の権威として知られる地元の辞書に「マッカズ」を追加するよう申請している。

典型的なオージー英語mateが「役所使用禁止」発令

NoWukkers Mateは、恐らくG’dayに次いで典型的なオーストラリア英語に使われている言葉であり、よく挨拶としてコンビでも使用されているが今週、ニューサウスウェールズ州北部地方健康局が同局職員宛に「mate」という言葉を同僚内交わすことが禁止する発令が出たことをnews.com.auが報道している。
 同局はmateが「失礼、無力にさせる手段としての話し方と仕事している職人としてのあるまじきな言葉遣いではない」ことを理由にして、使用禁止にした。
 そのほかに職場内に使用禁止として狩れた言葉はdarling(ダーリン)、sweetheart(愛する人)とhoney(かわいい人)だった。
 同局にとると、言葉使用禁止命令は同州行動規範に沿っているという。
 表現の自由を主張する人などを同局に対してもう反発している。
 同州最高裁元裁判長ジェームズ・スピーグルマン氏がこの頃オーストラリアでの表現の自由の抑制に対して批判したばかりだ。
Mate (オージー英語定義)
Mate (豪キャブラリー)
Mate (やばいリンガル)
Strine(オージー英語)辞書
Health workers on NSW north coast told they cannot use word ‘mate’
Mateがオーストラリアが舞台としているハリウッド映画「ファインディング・ニーモ」。「Mine」と思っている人が多いようだが、以下の動画に登場するカモメたちがオーストラリア若者の「mate」の言い方をバカにしている。

オージー英語のアイコンでもある二つのBig Chook

The Big Chook (World’s Biggest Big Chook), Mount Vernon, NSW

 ニューサウスウェールズ州にはなんとふたつの偉大なニワトリ・オブジェのBig Chookがある。これはchookがニワトリを称えるだけではなく、chookという言葉自体も称えると言えるだろう。
 そもそもchookは独特なオージー英語である。英語のchickenにかけたり、「ニワトリ」という意味だ。
 一つ目のBig Chookがシドニー郊外にあるマウント・バーノンというところにある。高さも広さも4メートルであるコンクリート製巨大ニワトリは家禽農場の中1986年に立てられた。自称「世界最大のBig Chook」だそう。
 一方、小さい方のBig Chookが同州北東部にあるムーンビにある。ムーンビは家禽業が盛んであり、その象徴として高さ4メートル幅2メートルのニワトリ・オブジェが町の中に作られた。

The Big Chook, Moonbi, NSW

 上記でふれたように、chookはよく使われているオージー英語である。ニワトリを示すだけじゃなく、理由がよく分からないけどニックネームにも頻繁に使われている。そして、さまざまな表現にも登場する。
例えば、chook raffleは、厳密に言えば「ニワトリをくじ引きで売る」という意味だけど多くの場合仕事などが上手くこなさない人に対してyou couldn’t run a chook raffle(chook raffleでも上手くできない)と野次として使われている。また、face like a chook’s arse(ニワトリのケツのような顔をしている)というのが「悲しい表情」を示し、feed the chooksは報道陣のスクラムなど大勢の人の前で嫌な話をすること。Feed the chooksも別に下品な意味もあり、自慰行為を示す。

ここが変だよオージー

 言葉の省略、ビールグラスの複雑な名称、レストランで飲み物持込などオーストラリア人の典型的な行動が多くの他国の人々にとって「変」だ、と27日付のメルボルンエイジ紙がいう。
 典型的な「変」なオージー振る舞いは下記を含める。
言葉を省略する癖のオージー英語
「プレートを持ってくる」こと(パーティーに一品料理を持ち込む習慣)
*BYO(Bring Your Ownの省略。レストランに飲む物を持ち込む習慣)
フッティ(フットボールの省略。場所によって<フットボール>の意味が全然違う。オージーボール、ラグビー・リーグ、ラグビー・ユニオンかサッカーのいずれも当てはまる)
*ビールグラスの場所によって呼び名が違うこと
*女王様の誕生日が祝日。(イギリスの女王。それに、実際の誕生日と祝日が違う日にある。おまけ、イギリスでも祭日となっていない。)
*殺人・銀行強盗のネッド・ケリーが国民的な英雄
*競馬観賞のためにフォーマルな服装を着ること(そして、その立派な格好でべろんべろん酔っ払っちゃう)
*”How’s it going?” (オージー英語のHow are you?しかし、何がgoing< 行っている>が不明だという) *ロンドンの雨降りについてぐずる癖(シドニーの年間雨降量の方が多い) *クリスマスの日にシーフッドを食べる習慣 *ミート・パイを称えること *水泳選手を称えること *ポーキーズ(スロット)に夢中 *旅行は海外のみ(ほとんどの人が海外旅行を経験するが東海岸にすむ人々の多くが西海岸にあるパースなどを行ったことがない) *20度以下となると皆が真冬の格好をすること *Thongを足に履く(普段の英語ではthongがT-バックのこと。オージー英語ではbeach sandalを示す言葉だ)

その他たくさんあるようだ、、、
元の記事(英語)はこちら

オージー英語テスト

 オージー英語と標準(?)英語をどの位マッチングできるだろう?
 正解はしたへ。

正解:1) Q, 2) S, 3) T, 4) M, 5) J, 6) O, 7) A, 8.) H, 9) E, 10) B, 11) L, 12) D, 13) P, 14) R, 15) G, 16) N, 17) F, 18) K, 19) C, 20) I

このテストはMate, She’ll be Right, I’m Australianからの引用だった。ありがとうございました。

豪キャブラリー: Hooroo

Hoorooは、スペルや発音などにより一瞬でオーストラリアのシンボルであるカンガルーと何らかの関係があることを思わせる人は少なくないが、全く違う。
実は、hoorooはバイバイのことです。人と離れる時、軽く言う言葉、「じゃね」と同じような雰囲気でありながら、オージー英語としてかなり古く感じるので実際に使用回数が減っているだろう。年配の方がまだ良く使う言葉けど。


英・米語日本語
HoorooBye-bye, goodbye「じゃね」、「またね」のように別れる時に使う

豪キャブラリー: Sanger

Vegemite sanger

Sangerは伝説的なオージー料理であり、ほとんどのオージーにとっては欠かせない存在である。
Sangerはサンドウィッチのことだ!パンの間に何でもはさんで食べるのが学生を特にそうだけど、ほとんどのオージーの昼食になるのだ。人気ある中身はステーキのsteak sangerと国民食のVegemite sanger。
一度味見したらいかが?

英・米語日本語
SangerSandwich, sarnieサンドウィッチ、サンド