The Strine Why Atorkin: 日本語

    クリスマス


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クリスマスが近いから、仮病を使って仕事サボってずる休みしようかな。まだ、素っ裸だったからパンツを穿いた。タバコ吸おうと思ったけどいつものが切らしていたので、自分で巻くしかなかった。クッキーをつまんで、コーヒーを一杯、それが朝食。天気は最高だったから、かっぺの友達が 都会的なブリスベーンに遊びに来て俺と一緒にバーベキューやるかなと思った。

俺は、連中に電話した。リッチョー、スティーボー、パットー、ロボー、ジョノー、デーボー、ディッコー、ワットー、ジャッコー、カズ、シャズ、ガズ、リンディー、ミンディー、ビンディとマッカー。それにブルーイね。ブルーイは赤毛だからブルーイと呼ばれている。

色々な連中がいる。共通点は、生粋のクイーンズランド人でサーフィン好きな事だけ。彼らの中には、タクシー運転手、政治家、電気屋、トラック運転手、港湾労働者、大工、煉瓦職人、環境保全支持者、そして娼婦さえいる。 いや…、実は彼女は西オーストラリア州出身だ。彼らに電話した後、救急車の運転手、産婦人科医、皮膚科医、ゴミ収集人、記者と難民にも連絡した。あの難民の人ってさ、典型的なオージーだけど、ほとんどストライン(豪語)が話せないさ。

ピックアップ・トラックで食料品店へ行こうと思ったけど事故ってから、自動車登録がダメになったので近くのガソリンスタンドまで自転車(チャリ)で行った。プレゼントも買わなきゃいけなかった。男性にはサングラス、女性には口紅。チビたちにはガム、チョコレートそしてキャンディ。ガソリンスタンドは割高だから、給料の安い俺には余り良い状態じゃなかった。店を出たときには一文無し。この状況から抜けるには宝くじか競馬で当てるしかないな。

家に戻って一休み。テレビ前の一番良い場所に座りサッカーの試合をボーっとしながら見る。もうすぐ皆が到着するだろうという時間になり洗面所で着替え。トランクス型の水着を穿こうと思ったけど、作りが悪くてチャック(ファスナー)が壊れていて、普通の水着にするしかなかった。

洗面所から出た途端ジャズとばったり出合った。彼女はリンディーと一緒に幼稚園で働いている。学生時代、彼女は数学の補習クラスを受けていたので、よく大学までいけたものだと思っていた。

「水着かっこいいね」。じっと僕を見る。

「ウルセーな、シャズって!」笑いながら言い返す。

また多くの人たちが着いたから、水着からパンツに履き替えたけれど、足はビーサンのまま。
音楽を書けるとすぐに大盛り上がり。人はそこいらじゅうにいて、ハエと蚊さえ除けばパーティは最高潮だった。
ところが、夕食時間が近づき、まさに皆が楽しんでいる真最中、全身革尽くめの暴走族連中が断りも無くやって来た。荒々しい振る舞いでビールケースを数分で空にするわ、自慢話をするわ、水着姿でいる俺達をからかうわ、クーラーボックスを漁るわ、せっかくの楽しいムードがぶち壊しになり、一触即発という状況になった。

連中は酔うほどに大騒ぎし、女友達をいやらしい目で見始めた。 妊娠5ヶ月のビンディにキスしようとするのを見た瞬間、俺の怒りは最高潮に達した。

「いい加減にしろ!」俺は怒鳴った。

「てめえら、さっさとここから出て行け!!」

その言葉で奴らは怒りだして、殴り合いの凄まじいケンカが始まった。

「よっしゃ、やるぞ!!」ブルーイが怒鳴りながら、暴走族の顔を殴る。ブルーイって、悪く言うつもりはないんだけど、かなりのマッチョマンな上に短気ときているから、何をしでかすか分からないから、怒りだしたら近寄りたくない奴だ。
一人で暴走族数人相手に勝てるわけ無いと思うけど、特に酒が入ると、どんなことでもやっちゃうタイプ。 だけど今日は飲みすぎていて、既に出来上がっていた。

一人がブルーイを殴った後、他の暴走族連中全員もブルーイに殴りかかった。完全に打ち負かされる。可哀想なブルーイ。ショックだった。完敗だった。一瞬、死んだんじゃないかと思った。
ちび達は当然泣き出し、本当にまずい事になりそうだったから、その場から抜け出して警察に電話した。)
察に電話した事がわかり、奴らは本当に怒った。

「おい、何考えてんだよ!!何でサツなんか呼んでんだよ!!!」

そこへライトを点滅させてパトカーが俺のところへやって来た。

「俺達はちょっとふざけてただけだ!」

警察ってさ、ルーズなところがあるけど、今夜は素早く駆けつけてくれて本当に救世主のように見えたよ。大柄なデカが奴らを叱り飛ばしてパトカーに押し込んだ。

ブルーイは具合悪そうで、裏庭で吐いていた。怒っているかなと思ったけど、あのバカったら笑っている。
もっとも奴は格好つけるような奴でも、グチグチ文句言うような奴でもないから驚くには値しないけどね。

「ありがとよ!」奴は続ける「あれは最高だったよ!本当に素晴らしかった!こんなに楽しいクリスマスは本当に久しぶりだった!!」

「お前って、信じられない奴。マジでアホだな!!!」ま、彼は弱みを見せるような奴じゃないからね。
ブルーイは俺の言葉を無視して暴走族連中が押し込まれているパトカーが遠ざかっていくのをじっと見た。手を振り投げキスを送り、そしていたずらっ子のようにパトカーに向かって叫んだ。

「じゃ~ね~!バイバイ!」)

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