カモの口、ビーバーの尻尾、モグラの胴体、毒アリ爪、哺乳類なのに卵を産む。生理的に地球で最も不思議な動物の一つかもしれない。それがオーストラリアのカモノハシだ。そして、その不思議なカモノハシがタスマニア州ラトローブ町にオーストラリアの「Big Things」の一つとしてBig Platypusで称えられている。 カモノハシは、単孔目に所属し、既存している動物の中オーストラリアのカモノハシとハリモグラであるエキドナしか入っていない。なので、こんもユニークな動物を称えるBig Platypusは特に尊敬されるべきだろうと思うだろう。 が、実は、そうでもない。長さ5メートルのBig Platypusが元々1988年オーストラリアの200年周年を記念するパレードのために山車として作られた。そして、記念イベントなどが終了した後ラトローブ町にあるビール・ガーデンを経営するパブに売られて、そのビール・ガーデンの中やパブの屋根に飾りとして取り付けられた。ビールかけされっぱなしの3年間となったが、結局ラトローブ町に買収され町の現在の観光名物の位置づけが確保できた。 大きな地図で見る Related posts: カンガルー変装で大脱走 豪最も小さな州での巨大タスマニア・デビル 皮肉たっぷりのBig Penguin バナナを曲げる人々 People who Bend Bananas 豪キャブラリー: Ute 今日は初めて「ワルツィング・マティルダの日」 豪キャブラリー: Going off Aussies Exposed to Radiation in Japan – 65 Years Ago ビール・グラス名称だけで嫌になちゃうオージー英語 サッカーW杯最終予選:いよいよ日豪ガチンコ対決! Powered by YARPP.
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南オーストラリア州州都であるアデレードの郊外にあるグムラチャ町には小さなおもちゃ工場があり、そこの入り口周辺は有名な「Big Things」である巨大木馬のBig Rocking Horseがある。 Big Rocking Horseは、高さ18メートルもあり、登ることもできる。展望台が木馬内に三つもある。製作費用は約$10万(約1千万円)だった。完成したのは1973年。あくまでもおもちゃ工場の広告だったが独自のアトラクションまでなってきた。 そこのおもちゃ工場はちょっとしたテーマ・パークにあり、エミューもカンガルーといって動物等もいる。おもちゃ工場のツアーなどがあり、そこで製造したものも販売している。レストランもある、値段も割りとリーズナブル。 Big Rocking Horse公式サイト(英語) Rocking Horseフェースブックサイト 大きな地図で見る Related posts: 豪キャブラリー:Dead Horse Strine Dictionary The Strine Why Atorkin: Natchrule Strine The Strine Why Atorkin: Plain English An Aussie Chrissie Strine (オージー英語)Dictionary ‘Single Men Only?’ – Early Japanese Migration to Oz 日本人の豪州への初期移民は「独身男性限定」? 日本語が大きく影響を与えた豪州言語 Bugger me, Bob! 豪州元首相の豪俗語が外交的な事件になりかけた頃 元祖Big Bananaが豪のBig Things原点だ Powered by YARPP.
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ダチョウ、エミューに次ぐ世界三番目大きいな鳥カソワリがクィーンズランド州北部ミッション・ビーチという町でオーストラリアの「Big Things」の一つとして同鳥を称えるBig Cassowaryがある。 Big Cassowaryの高さが約5メートルであり、本物の2.5倍ぐらいだ。カソワリは飛べない鳥であり、雑食性である。頭の上にヘルメットのような角があり、動きも食習慣も恐竜と鳥との繋がりを強く思わせてくれるだろう。 ミッション・ビーチにBig Cassowaryが作られている理由は同町周辺がカソワリの生息地であるためだ。 オーストラリアの子供たちには「カソワリが危ないぞ!」とよく言われ、人間を攻撃すると言われるし、この鳥の目付きも評判も「怖い」。が、実際に人間を攻撃した事件が記録上で僅か1件しかなく、それでも約90年前のことだった。Wikipediaによるとカソワリが本当に内気な鳥であるが人間などに恐れがあると感じれば自己防衛として攻撃して来るんだという。生息地の損失や人間が手で食べさせるため森から死の原因となる車などを接触する可能性が高くなることを理由にカソワリが絶滅危機にあり、オーストラリアで保護されている。 大きな地図で見る Related posts: 豪で最も雨が降る町は巨大ゴールデン・ゴムブーツ賞を(勝手に)受賞 米TV局:豪の不思議な怪人の存在確認 Powered by YARPP.
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ノーザン・テリトリー準州の北部にある人口11人の村ラリマーでは、同州の象徴ひとつであるDarwin Stubbyを称えるBig Stubbyがある。 この「Big Things」はキッチュも皮肉たっぷりなものだ。 そもそもstubbyは約330ミリリートル~370ミリリートルの間が入る小型のビール瓶を示す言葉だ。しかし、ビールを暴飲すると言われているオージーの中では特に年中熱い最北部のダーウィン市辺りの飲酒量が多いとされて、半分冗談で1950年代で約6倍の量が入る2.25リートル入り大型瓶を作れ、ダーウィン・スタッビーと名づけた。元々普通に販売し飲まれたが今ではノーザン・テリトリー準州の最も有名なお土産となり、年間約2万5千本を販売すると言う。 ラリマーのBig Stubbyはオーストラリア中心部の環状線であるスチュアート・ハイウェイを面するホテル前にあり、隣に理由不明なピンク・パンサー像もある。 豪キャブラリー: Stubby ビール・グラス名称だけで嫌になちゃうオージー英語 大きな地図で見る Related posts: 豪キャブラリー: Stubby Strine Dictionary Strine (オージー英語)Dictionary Aussies Exposed to Radiation in Japan – 65 Years Ago Australia Day賛否両論 豪キャブラリー:Crikey Killer Kangaroos! こうやって有袋類がオーストラリアを統治するようになった Bugger me, Bob! 豪州元首相の豪俗語が外交的な事件になりかけた頃 あら!オバマ米大統領が豪訪問のオージー英語ミス カンガルー変装で大脱走 Powered by YARPP.
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ニューサウスウェールズ州にある小さな町キャルアはオーストラリアの象徴一つであるウルル(旧名エアズ・ロック)の「Big Things」版の置かれている所である。 このBig Ayers Rockは、本物のウルルの40分の一の大きさであり、他の「Big Things」と違って実際のモデルとなっている物より大きいじゃないくて小さいであることによってちょっとユニークだ。 またユニークなところがオーストラリア独特なダサイ文化象徴の位置づけ。このBig Ayers Rockが元々Leyland Brothers Worldというオーストラリアのアウトバックをテーマにした遊園地にあった。 遊園地を経営したのはマイクとメル・レーランド兄弟。このレーランド兄弟が1970年代から1980年代にかけてオーストラリアのテレビで大人気のドキュメンタリ番組を作成した兄弟だった。 ドキュメンタリー作りが決してプロらしいと言いがたいが彼らの番組がオーストラリアの砂漠や大自然の紹介などによって数多くの都会に住むオーストラリア人にとって初めて自分たちのアウトバックを見ることが出来る。当時、番組を見たテーマ・ソングを覚える人が多いはずだ。番組がオーストラリアテレビの伝説的な存在となっていると言っても過言ではないと思う。 しかし、1990年代にオープンした遊園地が間もなく経営悪化し、結局兄弟が倒産し、遊園地を閉鎖した。遊園地にあったBig Ayers Rockは近くのレストランに売ってそのレストランの屋根に飾るようになった。遊園地自体が別の会社に買収され、今でもグレート・オージー・ブッシュ・キャンプのキャンプ場として営業している。 大きな地図で見る レーランド兄弟の番組風景 http://www.bushcamp.com.au/Great Aussie Bush Camp (旧Leyland Brothers World) Related posts: それってアリなの?アウトバック都市の巨大オブジェがアリである 米TV局:豪の不思議な怪人の存在確認 日本人移民、オーストラリアの米産業成功の父となる 元祖Big Bananaが豪のBig Things原点だ TBSの「The世界遺産」は今週オーストラリア特集 Powered by YARPP.
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西オーストラリア州ブランズィック・ジャンクションという町は大自然の中の小さな町であり、一番近い都市パースが150キロ以上離れているが、不思議と豪州独特な「Big Things」と日本に何らかの繋がりがある。 ブランズィック・ジャンクションの人口は約800人しかないが、同町の中に大きな乳製品工場がある。そこでオーストラリア全国で愛されているピーターズ・アイス・クリームが作られている。しかし、そのピーターズ・アイス・クリームも日本に輸出することがあり、日本ではレディーボーデンとして販売された(アメリカのボーデン社委託で)。 そこで、「Big Things」との関係が生まれて来る訳だ。町の存在が乳製品と深く関わるため、デカイ牛像を作ることになった。(他の「Big Things」同様、理由が良く分からないが、それはキッチュを異様に高く評価する国民性と言おう、、、。)Cow on the Cornerは、長さ5メートルと高さ1.5メートルであり1973年にブランズィック・ジャンクションで建てられた。 Cow on the Cornerは、「Big Things」の中では小さい方だ。実は、オーストラリアの「Big Things」の中西オーストラリア州のものが最も小さく、最も地味、最もオリジナリティが欠けていると言っても過言ではない。皮肉的に同州の面積がオーストラリア7つの州の中では一番デカイ、というと余談だよね。 大きな地図で見る ピーターズ・アイス・クリームの各製品 Related posts: 「牛糞チョコ」が南豪で大ヒット中! Aussies Exposed to Radiation in Japan – 65 Years Ago Icy pole, ice block/アイス・キャンディ Australia Day賛否両論 豪キャブラリー:Crikey Killer Kangaroos! こうやって有袋類がオーストラリアを統治するようになった Bugger me, Bob! 豪州元首相の豪俗語が外交的な事件になりかけた頃 あら!オバマ米大統領が豪訪問のオージー英語ミス カンガルー変装で大脱走 皮肉たっぷりのBig Penguin Powered by YARPP.
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世界中喫煙者の肩身が狭くなっている中、オーストラリアの「Big Things」の一つは昔の喫煙時代を思い浮かばせるかもしれない。それはビクトリア州マートルフォード町にあるBig Smokeだ。 Big Smokeは元々同町のあるタバコ工場の煙突でタバコに見えるように塗り替えて改造されたものだ。しかし、オーストラリアの禁煙運動が1980年代に入ってから非常に厳しくタバコ業界がだんだんやりにくくなった。そこで、数年前にBig Smokeがあった工場は経営が困難、タバコを製造しなくなった。 しばらくの間工場が稼動していなくても煙突が大きなタバコに見えるままで続けた。これは未確認ですが、数年前同工場が粉を作るようになって煙突が塗り替えられて「Big Things」が一つなくなったらしい。 Big Smokeの存在有無を別において、いずれにしてもちょっと変だった。Big Smokeのタバコのフィルターは、煙突の下部にあったので、煙が煙突から出てればタバコの反対側に火をつけたように見える。ま、オージーのおおらかさと言おう。 ちなみに、全く違う意味のオージー英語Big Smokeがあり、この「Big Things」と勘違いないように気をつけてね。 Big smoke/都会 豪キャブラリ: Big Smoke View Larger Map Related posts: Strine Dictionary Strine (オージー英語)Dictionary Big smoke/都会 An Aussie Chrissie ビッグ・アワビが豪メルボルン市の誇り Aussies Exposed to Radiation in Japan – 65 Years Ago このデカさなら羊たちは沈黙する訳! 豪のイースター・ビルビー Australia Day賛否両論 豪キャブラリ: Big Smoke Powered by YARPP.
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タスマニア州の小さな町ペンギン町にはキッチュな「Big Things」があり、町の名の通りBig Penguinである。 ペンギ町は19世紀の半ば頃に出来た町であり、周りにコガタ・ペンギンが多数いったから名づけられた。創立100年を記念に1975年に高さ役メートルのBig Penguinが設けられた。しかし、ペンギン類で最も小さなペンギンであるコガタペンギンをモチーフに巨大のBig Penguinを作るのはなんとなく矛盾しているような気がする。でも、おそらく皮肉たっぷりで作られたと思う。 ちなみに、ペンギン町にあるゴミ箱などがペンギンで飾れているので、観光促進するため思いっきりペンギンとのつながりを強調する町。しかし、数年前「もしかしてBig Penguinがアスベストで作られているじゃないの?」という疑惑が浮上した。検査の結果が白だった。グラス繊維だった。 大きな地図で見る Asbestos scare prompts Big Penguin test Related posts: カンガルー変装で大脱走 このデカさなら羊たちは沈黙する訳! Aussies Exposed to Radiation in Japan – 65 Years Ago それってアリなの?アウトバック都市の巨大オブジェがアリである メン・アト・ワークのメンバーが死亡 Australia Day賛否両論 豪最も小さな州での巨大タスマニア・デビル 日本人が知っている豪先住民語 豪キャブラリー: XXXX 米TV局:豪の不思議な怪人の存在確認 Powered by YARPP.
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Big Galahはオーストラリア独特なキッチュ「Big Things」の中ちょっとだけ特別な存在がある。 Big Galahは南オーストラリア州キンバ町というところに位置している。キンバ町はオーストラリアの東海岸と西海岸の大体間中辺りにあるので、ある意味この「Big Things」が国の本格的な中心部にある。 Big Galahはオウム科のモモイロインコの象徴だ。この鳥がよくキンバ町に集まり、同町が1993年にオブジェを建てた。「Halfway Across Australia」というお土産屋のまん前にあるBig Galahは高さ8メートル、広さ2.5メートルと重さ約2.3トンであり、巨大だ。 ちなみに、この鳥が(理由不明でありながら)重要なオージー言葉であり、galahを人に対して言うと「アホ」や「ドジ」だという意味。 Panorama of The Big Galah supplied by Panoramic Earth View Larger Map 関連記事 An Aussie Chrissie The Strine Why Atorkin: Natchrule Strine Galah/アホ 豪キャブラリー:Galah Strine Dictionary Related posts: Strine (オージー英語)Dictionary Strine Dictionary 豪キャブラリー:Galah The Strine Why Atorkin: Natchrule Strine An Aussie Chrissie Galah/アホ The Strine Why Atorkin: Plain English バナナを曲げる人々 People who Bend Bananas The Strine Why Atorkin: 日本語 豪メルボルン市で密かな日本酒ブーム Powered by YARPP.
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オーストラリア政府観光局であるTourism Australiaは、先週フェースブックで300万人の「いいね」を記念として世界最高(考えRoo主観的な意見、、、)なカンガルー・ケーキ製作をシドニーのPlanet Cake社に委託し、実際にそのデザイン・作成などを行ったのは日本人女性だった。 Naoko Iikura氏は同社のシニア・ケーキ・デコレーたーであり、巨大なカンガルー・ケーキを作成を担当した。 このケーキはなんと等身大より大きく、高さ2メートルもあり、ものすごく細かく作られて、遠くから見られたら本物そっくりだ。 同社ウェブサイトによるとNaoko Iikura氏は約8年前日本からオーストラリアに渡って約3年前にヘッドハンティングされた。Naoko Iikura氏の仕事が速くて細かいと、好評だ。創作を見れば、その理由が一目見れば分かる。 偏見はあることを認めるが、この信じられないほど素晴らしいカンガルー・ケーキはNaoko Iikura氏が天才的だと言っても過言ではない。 Planet Cake Kangaroo Gallery Related posts: 泥酔Big Kangarooが人々を歓迎するようになった 豪キャブラリー:Up yourself 日本人が知っている豪先住民語 日本語が大きく影響を与えた豪州言語 Ankle biter/ちびっ子 The Strine Why Atorkin: Plain English Indigenous Aussies and Strine 先住民と豪語 カンガルー変装で大脱走 Phantom Kangaroos! 世界中の化け物有袋類たち バナナを曲げる人々 People who Bend Bananas Powered by YARPP.